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音場工房

[ 2022年 6月 28日付 ]



TAOC製ハイグレード・オーディオ・ボードのご紹介!!



  • こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
    今回はTAOCの中から人気のオーディオボードについてご紹介させて頂きます。

    「TAOC」のオーディオボードは現在3種類のシリーズが発売されています。全て構造が異なりますので用途に合わせてお選び頂けます。

    また、モデルによって、素材・厚みを組み合わせて試聴を重ねて音質最優先の設計がされています。

SUBシリーズ】:ラックなどの棚間の機器にも対応できるよう薄めに設計されたボードです。

SCB-CSシリーズ】:スタンダードモデルとして、様々なシーンでお使いいただける設計です。
こちらもCとWでは得られる効果が異なります。美しい木目と、ピアノのような鮮やかなブラックがセッティングに彩りを添えます。

SCB-RSシリーズ】:フラッグシップモデルとして、重量級のアンプ・スピーカーにも充分に対応できるよう設計。2色のフィニッシュどちらも最高品質の制振・整振効果が得られます、こちらは仕上げによる音や効果の違いはありません。
また、オプションで鋳鉄スパイクを底面に取り付ける事もできるハイエンド・マスター・モデルです。


「TAOC(タオック)」とは…

自動車用鋳造部品メーカーであるアイシン高丘株式会社のハイグレード・オーディオブランドです。1983年のブランド創立以来、自動車部品で培ったものづくりと鋳鉄の持つ制振技術を活かして、高剛性・高制振を追求した質の高い音響製品を独自開発、生産をしています。

メーカーの研究室からコンシューマーまで、音にこだわるすべてのユーザーに、国内外の音響業界で高い評価を受けているオーディオラックやボード、スタンド等の音響製品を製造しています。

TAOC製品は全て日本製「MADE IN JAPAN」でラインナップ。
愛知県豊田市の工場で、品質検査に合格したものを出荷している信頼のブランドです。

TAOCの名前の由来は「T=TAKAOKA」・「A=ANTI」・「O=OSCILATION」・「C=CASTING」。
アイシン高丘による鋳鉄を応用した制振を意味、1983年創業、スピーカーベースの開発から端を発して現在に至ります。


◆ハニカムコアを搭載した史上最高のオーディオボードたち

1987年にオール鋳鉄製の初代SCBシリーズを発売して以来、TAOCのオーディオボードは常により質の高い響きを求め、新たな理想を目指して進化を続けてきました。

独自制振技術であるハニカムコアをすべてのモデルの中心に採用した現在のシリーズはいずれも、TAOCオーディオボードの歴史上、最も高い性能を持つ優れたオーディオボード群です。厳選した素材や塗装など、細部までこだわりぬくことで、しっかとした芯のある音と豊かな響きを高い次元で両立させています。

TAOCのオーディオボードは、床面やラックの棚間など音響システムのあらゆるポイントで効果を発揮し、空間全体をさらなる高みへ引き上げます。


◆ハニカムコアとは…

ハニカムコアは、高い振動減衰性と剛性を両立させた、TAOC独自の振動吸収構造です。
六角形の蜂巣状の構造体に、アイシン高丘の自社工場で採取した鋳物用鋳鉄粉の中から、定められた規格に合格したものだけを規定の量を手作業で敷き詰め、上下より高密度のハードボードにて高圧成型します。

鋳鉄紛を固めないハニカムコアは、格子の内部で細かく振動し、鋳鉄粉同士が擦れて熱エネルギーとなり振動を収束させる優れた性能を有しています。鋳鉄紛は、アイシン高丘の自社工場内の指定設備で採取したものから定めた密度・比重に合格したもののみを使用しています。

TAOCのコア技術の一つとして、現行のオーディオボード以外にも、CSRやASRVといった上位機種のオーディオラックの棚板の内部にもハニカムコアが採用されています。


◆SUB-HC シリーズ

SUBは「SOUND UPGRADE BOARD」の略です。この名前の由来は、今あるラックの棚板の上に乗せて、その段の制振効果を向上させる設計になっているため。
TAOCのスタンダードモデルであるSCB-RSシリーズやCSシリーズの機能をそのままにダウンサイジングしたもので、ラックの棚間に使うオーディオボードに必要なものをすべて詰め込みました。

SUB-HC50Cは、オーディオラックの棚にセッティングされた機材の下にセッティングして制振を行い、さらなる音質改善効果を提供することを目的としています。

ハニカムコアの性能を最大限に活かしながら、構成する木材をSUB用に見直し、従来より薄型に設計。スタンダードモデルのSCBの性能をそのままに、棚間に導入しやすい厚み:22mmを実現しました。

天面には、硬質メラミン材を採用。
SUB-HC50Cは、スマートなボディながらサイズを大きく超えた、立ち上がりの良い音と響きを実現します。

※実は、このSUBボードはTAOCの旧製品SSラックやCSラックの棚板と交換する事ができ、音質を向上させることができます。
※SSラック、CSラック当時は、旧仕様の鋳鉄紛シートをサンドした棚板だったため、新しいハニカムコア構造のオーディオボードに換えることで、さらに高い音質改善効果が得られます。


【SUB-HC50C】

・外形寸法:W495×D445×H22mm
・機材設置スペース:W477×D427mm
・重量:5kg
・カラー:クリヤーブラック


◆SCB-RS-HC シリーズ

重量級機材もゆとりを持って載せられ、効果も最高品質。TAOC史上、最も重厚で最も頼りがいのあるオーディオボードです。
SCB-RS-HCシリーズは、TAOC オーディオボードのマスタークラス・フラッグシップモデルです。近年、技術の進化により、世界中の音響機材のスケールやその性能が提供する効果は非常に多岐にわたっています。

進化を続ける現代のオーディオセッティングをさらなる高みへと導くため、従来のSCBを大きく超える、まさにマスタークラスと呼べるオーディオボードを、オーディオボード史上最大となる7層構造の特別な仕様で開発しました。

オーディオラックの上位機種CSRやASRVで実証されている、優れた振動吸収性能を持つハニカムコアと厳選した木材からなる重厚な積層構造は、あらゆる音響の機器の下にセッティングしていただけるだけでなく、音楽に関わらない振動を取り除き、他では得られない、上品な音質と豊かな響きを実現しています。

重厚かつ堅牢が特長であるSCB-RS-HCシリーズは、どのような大型機材に対しても、余裕を持って対応。オーディオボードに求められる効果だけを音響システムに確実に提供します。


◆SCB-RS-HC-Gシリーズ・カラー:ダーク・グレー・メタリック
◆SCB-RS-HC-Bシリーズ・カラー:ダーク・ブルー・メタリック

【SCB-RS-HC45G(2枚1組)】【SCB-RS-HC45B(2枚1組)】

・重量:7kg/1枚
・外形寸法:W450×D350×H52mm


【SCB-RS-HC50G】【SCB-RS-HC50B】

・重量:10kg/1枚
・外形寸法:W500×D450×H52mm


【SCB-RS-HC65G】【SCB-RS-HC65B】

・重量:17kg/1枚
・外形寸法:W650×D600×H52mm


◆オプションの「スパイク(プレート)」を取り付ける事ができます。

【SP-100 (4個1組)】
・寸法:φ8×H・25〜30mm


【SP-500 (4個1組)】
・寸法:φ32×H・20〜25mm


【RS-500 (4個1組)】スパイク受け別売り
・寸法:φ30×H・45〜50mm


【PTS-A (4個1組)】スパイク受け
・寸法:50mmx12mm、重量:155g/1個


◆SCB-CS-HC シリーズ

クラシックやジャズ、さらに求める音色がひとりひとり違うから、CSシリーズの響きも2種類用意しました。
どちらも本物の個性を提供します。

SCB-CS-HCシリーズは、TAOC伝統のSCB(Sound Create Board)シリーズ直系のスタンダードモデルです。発売以来30年以上もの間、あらゆる音響セッティングに対応してきたSCBの実績を基に、求める音と響きに応じてお選びいただくことで、より緻密なサウンドコントロールが可能です。
サウンドを大きく左右する外装面には、2種類の素材を採用。


◆カラー:クリヤーブラック【C Type】

・Cタイプはスタイリッシュなクリアブラック仕様。立ち上がりに優れた、キレの良い音色、全体としてクールな効果が特長です。
硬質メラミン(Cタイプ)


◆カラー:ウッド【W Type】

・Wタイプは天然木の雰囲気と落ち着いたダークオークの色調仕様。木材ならではのあたたかく豊かな音色が特長です。
天然ナラ材(Wタイプ)

【SCB-CS-HC45C(2枚1組)】【SCB-CS-HC45W(2枚1組)】
・重量:6kg/1枚
・外形寸法:W470×D400×H41mm(設置スペース:W450×D350mm)


【SCB-CS-HC50C】【SCB-CS-HC50W】
・重量:9kg/1枚
・外形寸法:W520×D490×H41mm(設置スペース:W500×D440mm)


【SCB-CS-HC65C】【SCB-CS-HC65W】
・重量:16kg/1枚
・外形寸法:W670×D640×H41mm(設置スペース:W650×D590mm)


◆セッティングをして試聴してみました

まずは、【SUB-HC50C】のサウンド インプレッション

薄型なのでラックの中に設置してもあまり目立ちません。音質の改善は明確にありました、音像のフォーカスが改善されて、音場も立体的に奥行きを感じさせてくます。

ボーカルの定位がシャープになって、空間に浮かぶリアルな表現力の向上は大変魅力的です。
またベースやドラム等の低域楽器も、スピード感が改善されて躍動的な再生ができます。

次に【SCB-RS-HC50G】にスパイク【RS-500+PTS-A】を取付けてのサウンド インプレッション

スパイクを着けるとかなり高さがあるので設置ができるかは事前に確認が必要です。SCB-RS-HCに、RS-500+PTS-Aの組み合わせの場合、約11cmほどのスペース(高さ)が必要となります。
床にパワーアンプを直置きにしたり、スピーカーのベースとして使用する場合などの設置にもお勧めのセッティングです。

音質はかなりの音の変化がありました! 全体的に解像度と聴感上SN感が一気に改善されます。音場に透明感が出て、各楽器の音像もシャープでリアルな音像の再現力が向上します。

音の立ち上がりが明確で、躍動感やコントラストが大幅に改善され、楽しく音楽を聴く事ができます。オーディオボードでここまで音が変わるのは驚きです。






TAOC「SUB-HC シリーズ」はこちら

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オプションの「スパイク(プレート)」はこちら

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