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祝60歳。ムターが自身のアンサンブルとこだわりの選曲を熱演した意欲作
アンネ=ゾフィー・ムターと彼女の選りすぐりの音楽家たちのアンサンブル「ムターズ・ヴィルトゥオージ」によるアルバムです。
彼らがこの新録音のために選んだのはヴィヴァルディの3つのヴァイオリンのための協奏曲、バッハのヴァイオリン協奏曲第1番イ短調と『ブランデンブルク協奏曲』第3番、プレヴィンの九重奏曲(2014年)、ジョゼフ・ブローニュの協奏曲イ長調、そしてアンコールとしてのヴィヴァルディの『四季』からとジョン・ウィリアムズの曲です。
ムターは2022年のルツェルン音楽祭でジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュのヴァイオリン協奏曲を初めて弾きました。この18世紀の作曲家は「黒いモーツァルト」としても知られ、当時の人種差別によってそのキャリアが制約されました。それはムターとアンサンブルが真剣に考えてほしいと願っている重要な問題です。
ジョン・ウィリアムズの2つのアンコール曲はムターズ・ヴィルトゥオージのために特別に編曲され、プレヴィンの九重奏曲はムターズ・ヴィルトゥオージのために委嘱されたものです。そしてヴィヴァルディの『四季』から『夏』の第3楽章はこのハードなプログラムへの陽気なフィナーレとなっています。
【演奏】
アンネ=ゾフィー・ムター、エリアス・ダヴィッド・モンカド(1-3, 7, 8, 10)、Mohamed Hiber(1-3, 7, 8, 10)、Samuel Nebyu(7, 8, 10)(ヴァイオリン)
Hwayoon Lee(7, 8, 10)、Matthew Lipman(7, 8, 10)(ヴィオラ)
リオネル・マルティン(7, 8, 10)、マルガリータ・バラナス(7, 8, 10)(チェロ)
ドミニク・ワグナー(コントラバス)(7-10)
ムターズ・ヴィルトゥオージ(1-6, 11-19)
【録音】
2023年6月、ウィーン、ウィーン楽友協会、大ホール