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民俗音楽とクラシック、自身のルーツを探究したヴァイオリニストの最新作
ホープは父方の曽祖父が1890年代にアイルランドのウォーターフォードからアフリカに移住したことから、アイルランドとの深い関わりを感じています。
自身がアイルランドに住んだことはありませんが、ホープはアイルランドの文化に魅了されて、ドキュメンタリー番組『Celtic Dreams: Daniel Hope’s Hidden Irish History』を制作しました。
音楽学者のオリヴィエ・フーレの協力や受賞歴のあるアイルランドのバンド、Lunasaとの経験から、ホープは民俗音楽とクラシック音楽が交わる場所を探究しています。
『Irish Roots』はこの時の旅を反映しているもので、アイルランドの作曲家、アイナ・ボイルやターロック・オキャロランによる作品に加えて、『ダニー・ボーイ』やヴィヴァルディの協奏曲などのクラシック曲が演奏されます。
ホープはこのアルバムでLúnasa、ハープ奏者のシヴォーン・アームストロング、フルート奏者のジェイムズ&ジニー・ゴールウェイ、ヴォーカルのレア・ガーベイ、多楽器演奏家で民俗音楽家のロス・デイリー、ヴァイオリニストのシモス・パパナス、そしてダニエル・ガイス指揮テッサロニキ国立交響楽団など、一流のゲスト・アーティスとたちと共演しています。
【演奏】
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
Lunasa(ショーン・スミス[フィドル]、ケヴィン・クロフォード[フルート&ホイッスル]、トレヴァー・ハッチンソン[コントラバス]、キリアン・ヴァレリー[イーリアン・パイプ]、エド・ボイド[ギター])(1, 6, 27)
シヴォーン・アームストロング(ハープ)(2)
レア・ガーベイ(3, 23)、クリストフ・クラッセン(28)(ヴォーカル)
AIR Ensemble(シモス・パパナス[ヴァイオリン]
ニコラ・モスカ[チェロ&ハープ]
エマヌエーレ・フォルニ[ギター]
マルケロス・クリシコス[チェンバロ]
ミヒャエル・メッツラー[打楽器])(3, 4, 7-13, 18-22, 24, 25, 28)
ダニエル・ガイス(指揮)(5, 14)
テッサロニキ国立交響楽団(5, 14-17)
ロス・デイリー(リュート)(14)
シモス・パパナス(ヴァイオリン)(15-17)
エマヌエーレ・フォルニ(リュート&バロック・ギター)(15-17)
マルケロス・クリシコス(チェンバロ)(15-17)
ジェイムズ・ゴールウェイ(26)、ジニー・ゴールウェイ(26)(フルート)
リシャルド・グロブレフスキ(ヴィオラ)(26)
ニコラ・モスカ(チェロ)(26)
【録音】
2023年10月、ダブリン(1, 6, 26, 27)、エルマウ城(3, 4, 7-13, 18-22, 24, 25, 28)、2021年8月、キルケニー(2)、2023年11月、テッサロニキ(5, 14-17)、2024年1月、ベルリン(23)