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アラスカが生んだ最凶のサイケデリック・ロック・アクトPORTUGAL. THE MAN。
彼らがデンジャー・マウスとの異種格闘技コラボレーションで大きな躍進を遂げた2013年発表の通算7作目となる重要アルバム『EVIL FRIENDS』が、発売10周年を記念してホワイト・アナログで復刻!
極寒の地アラスカで誕生し、2006年のデビュー以降現在までに7枚のアルバムを発表、コーチェラやボナルー、ロラパルーザといった各地のフェスティヴァッルへの出演やツアーに次ぐツアーで、ロックのDIYを全てマスターしてきた最凶のサイケデリック/オルタナティヴ・ロック・アクト、PORTUGAL. THE MAN。
その彼らにとって通算7作目のスタジオ・アルバムであり、その後の大きな飛躍の基盤となった2013年発表のアルバム『EVIL FRIENDS』が発売10周年を記念してアナログで復刻となる。
ツアーに次ぐツアー、そしてコーチェラやボナルー、ロラパルーザといったフェスティヴァルへの出演をこなし、ロックのDIYを一から十までマスターしてきたPORTUGAL. THE MAN。
その彼らが7作目のアルバムで辿り着いたのが、「最も満足感のある仕事は、誰かとのコラボレーションである」という、新たな境地だった。
そこで彼らが白羽の矢を立てたのが、ベックやナールズ・バークリー、ザ・ブラック・キーズなどとの仕事で知られる、グラミー賞を5回も受賞したプロデューサー/アーティスト、デンジャー・マウスだった。
「ロック・バンドとのレコーディングをしたいとは思わない」と当初乗り気でない反応を見せていたデンジャー・マウスだったが、逆にその言葉にジョンはやや安堵したという。
「ロック・バンドとしてのレコーディングなら、自分たちで既にやっているから、同じことなら自分たちでも出来ると思ったからね」。
しかし二人でアルバム作りについて話している内に、「自分達の可能性にに対して酷く野心的になっていった」彼らは「もの凄く特別なものを作ろう」という結論に達し、やがて『EVIL FRIENDS』となるものの制作に着手し始める。
そこでデンジャー・マウスとポルトガル・ザ・マンが目指したのはロサンゼルス。
Mondo Studios、Eltro Vox Studios、Kingsize Soundlabsといったスタジオで、バンド史上最長となるセッションを行ってきた彼らは、やがて気づくのであった:「何かを求めようとする過程を通り越し、すごく新鮮で新しく、またとてもハードで心から満足できるものを、どうやって作ればいいのかと模索するようになってからはじめて、このアルバムが出来ていったのだ」と。
1年掛かって完成したアルバムに収録されているのは、これまで以上に幅広い音楽性の楽曲群。
次から次へと移ろっていくバンドの熱に浮かされたような夢ととめどなく広がっていく思考から生み出されたのは、ダークなサウンドからパンクっぽい躍動に轟くギターが印象的な「Evil Friends」から自信に満ちたメロディーが鳴り響く「Modern Jesus」、そして歌わずにはいられないアンセム「スマイル」まで、サイケデリックなまでに多彩な色合いのサウンドと歌詞。
彼らのライヴを観たデンジャー・マウスが「君達がそんなサウンドを出せるとは思わなかったよ」と驚いたように、これまでライヴでの自分たちとアルバムでの自分たちの姿にギャップがあると思われていたらしい彼ら。
今回、デンジャー・マウスとスタジオに入ることによって「これが俺達だ!このバンドこそが俺たちだ!一緒に何か作ろうぜ!」という境地に達したという。
発表直後となる2013年7月にはFUJI ROCK FESTIVAL出演のためここ日本の地を踏み、悪天候ではありながらその雨をも吹き飛ばしてしまうくらいの素晴らしいパフォーマンスを見せつけた。
そして2017年にリリースした『WOODSTOCK』でRIAA認定のゴールドディスクを受賞。
アルバムの収録曲である「Feel It Still / フィール・イット・スティル」は最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門でアワードを受賞、6x RIAA認定のプラチナムディスクを受賞、ラジオのチャート1位を20週間独占、エアウェーブでトップ40位以内をキープする大ヒットとなった。
貪欲に新たなスタイルを取り入れ、メンバー・チェンジを経ながら進化を続けるPORTUGAL. THE MAN。
彼らが大きな飛躍を遂げた重要作がホワイト・カラーのアナログで登場だ。