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“アフリカの客演王”から”アフリカの巨人”へ。数々の客演で注目を集めるレぺゼン・ナイジェリアのBURNA BOYが、世界へ大きな一歩を踏み出す！

昨年あたりから、フォール･アウト･ボーイ、リリー･アレン、メイジャー・レイザー、マヘリアやジョルジャ・スミス、さらにはビヨンセまで、数多くのアーティストの楽曲でフィーチャリング･アーティストとして登場し、その存在感を主張している”アフリカの客演王”、Burna Boy（バーナ・ボーイ）。

自分自身の名義でも「On The Low」、「Gbona」、「Dangote」そして「Anybody」など数々のシングルをリリースしてきた彼が、今年の7月に配信で発表した通算4作目のスタジオ･フル・アルバム『AFRICAN GIANT』がついにCDでも発売となる。

現代アフリカン･ミュージック･シーンで最も期待される若手アーティストの一人である、バーナ･ボーイ（本名：Damni Ogulu／ダミニ･オグル）はナイジェリアのポート･ハーコート･シティ生まれ。
10歳の頃から音楽を作り始めたという彼は、大学に通うため、一時ロンドンに住んでいたこともあるが、2年でドロップ･アウトし、ミュージシャンとしての活動をナイジェリアでスタートさせる。
父親が聴いていたﾚｹﾞｴやダンスホール･ミュージックに影響を受けた彼は、フェラ・クティの最初のマネージャーでもあった祖父、Benson Idonijeを通して、ナイジェリアそしてアフリカを代表するアーティストとしての心構えを学び、自分の音楽性を磨いていったという。
その後、EPやシングル、ミックステープを発表した彼は、2018年、アメリカでの人気を一気に広めることとなるサード･アルバム『OUTSIDE』をリリースする。
母国ナイジェリアのNigeria Entertainment Awardsでアルバム･オブ･ジ･イヤーを受賞したこのアルバムは、米ビルボード誌のﾚｹﾞｴ･アルバム･チャートでも3位を獲得し、シングル「Ye」が大ヒットとなった。


『OUTSIDE』に続くアルバムとなる『AFRICAN GIANT』。
このアルバムでBurna Boyは、ダンスホールやレゲエ、ポップスにアフロビーツを巧みに混ぜ合わせ、彼自身が呼ぶところの”アフロフュージョン･サウンド”をさらに多くの人々に届けようとしている。
2018年からレコーディングを開始したという本作は、Burna Boyがビルボード誌のインタビューで語ったところによると、現代ナイジェリアが抱える政治状況や暴力などの問題などをテーマとしたパーソナルな作品であるという。
プロデューサーには、Kel Pを中心に、Mr Kleb、DJDS、GMK、Dre Skull、Skrillexなどが名を連ねているほか、ゲスト･アーティストには、ジョルジャ・スミスやダミアン･マーリーとアンジェリーク・キジョー、フューチャー、YGやM.anifestなどが参加している。

またアルバムに収録されている楽曲の中には、ナイジェリア・ピジン（英語をベースとしたピジン言語、クレオール言語）、ヨルバ、英語などの言語をフュージョンした作品も含まれている。

今年のコーチェラ・フェスティヴァルで、バンドをバックに熱のこもったパフォーマンスを行い、北米ヘッドライン･ツアーも大盛況のうちに終えた彼は、米人気TV番組、Jimmy Kimmel Live！にも出演、Apple Musicの”Up Next""アーティストにも選出され、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で記事が組まれるなど、ナイジェリアからアメリカ、そして世界へと大きな一歩を踏み出そうとしている。
レペゼン･ナイジェリアのBurna Boyが”アフリカン・ジャイアント”として世界にその名を轟かせる名刺代わりのアフロフュージョン・アルバムが完成だ！