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時代とともに叙情性や劇場性、プログレッシヴ性やポップス性を打ち出し、
その稀有な個性的スタイルで音楽シーンの頂点に昇り詰める五大プログレッシヴ・ロック・バンドの一角、ジェネシス。
1970年から1997年の間に彼らが発表してきたスタジオ・アルバム14作品が、新装ソフトパック仕様のCDとなって登場!
こちらは並行して行っていたソロ活動でも大きな成功を収めていた彼らが、
エレクトロニクス・サウンドやホーンなどを取り入れたポップス的要素を大きく打ち出しながら
芸術的ロック・サウンドを世界に提示した、1981年発表の通算11作目となるスタジオ・アルバム『ABACAB』!
★★★『ABACAB(邦題:アバカブ)』(1981年作品)★★★
『DUKE』でそれまでのプログレッシヴ・ロック・サウンドからポップスへとその方向性を転換させていった彼らは、
バンドと同時にそれぞれソロ・アーティストとしても積極的に活動していった。
その個々のソロ活動で得たスタイルを互いに持ち寄り、よりポップス・スタイルを推し進めていったのが、
1981年発表の通算11作目となるスタジオ・アルバム『ABACAB』だ。
フィル・コリンズのソロ・アルバムが世界的な大ヒットを記録したことを受け、ジェネシス・サウンドもフィル・コリンズ色が強くなり、
80年代の世界的成功へと続くマイルストーンともなったアルバムだともいえるだろう。
今作で彼らは、リズム・ボックスやゲート・リヴァーヴといったエレクトロニクスを駆使し、
アース・ウィンド&ファイアーのホーン・セクションなども導入するなど、新たなジェネシス・サウンドを大々的に世界に提示し、
それに呼応するかのようにその人気は非常に大きなものとなっていった。
今までタッグを組んできたデヴィッド・ヘンツェルと離れ、バンド自身でプロデュースを担当した今作は、
全英チャートで2作連続となるNo. 1を記録、全米チャートでも7位を記録し、初の全米Top 10アルバムとなった。
<メンバー>
フィル・コリンズ(vo、dr)
マイク・ラザフォード(b、g)
トニー・バンクス(key)