Joyce DiDonato, Yannick Nezet-Seguin / Schubert: Winterreise

世界を魅了するメゾ・ソプラノ、ジョイス・ディドナートが贈るシューベルトの『冬の旅』
ピアノ伴奏は、ヤニック・ネゼ＝セガン！

絶望と希望の狭間で揺れる主人公を描いた、男声の牙城であるこの名作を、ディドナートは女性からの視点で見つめ、“失われた愛”の物語を紡ぎ出しました。
どんなに辛い道行きでも、彼女の歌は常に主人公に優しく寄り添い、絶望した心を優しく包み込みます。
ネゼ＝セガンの雄弁なピアノも聴きどころ。
何気ない旋律の一つ一つにも深い意味を持たせながら、24曲それぞれに美しい色彩を与えるとともに、ディドナートの歌と親密な対話を深めています。
New York Classical Reviewは、次のように書いています。
「彼女が重要な音節にとどまり、そこで彼女の口調を押したとき、彼女の歌の中で伝わった重い感情は非常に印象的で、コントラストで鮮やかな感情を生み出しました…」