Artur Schnabel / Schubert: Piano works, Trout, Lieder,
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)は、往年のピアニストの中でも大物として知られていますが、その名声を支えているのは、やはりシュナーベル最盛期の姿を伝えるベートーヴェンのピアノ・ソナタであり、世界初のベートーヴェン・ソナタ全曲録音としても有名なものです。また演奏だけでなく、楽譜の校訂者としても深くベートーヴェンに関わってきたシュナーベル。このシューベルトの演奏も、彼のドイツ・オーストリアを極めた彼ならではの名演が、セットとして本来のサウンドで蘇ります。
現ワーナー・アーカイヴに保存されているオリジナル・ソースより新たに復刻作業。96KHz/24bitデータとしてとりこみ、ピアノの音を解析することにより、録音当時の電源不安定のためだったものを正しいピッチに修正など、リマスターからCDマスタリングまで、パリのSTUDIO ART ET SONで綿密におこなったものです。
※なお、このシリーズにはブックレットは付属しません。