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2021年9月に亡くなった指揮者ミシェル・コルボのエラートへの録音から、バロック＆ルネッサンス音楽の全ての音源を収録した重要な演奏BOX！
スイスに生まれたミシェル・コルボ(1934-2021)は、合唱作品とオペラへの影響を与えた指揮者でした。コルボは若い時から教会音楽を専門としたバリトン歌手で、「歌うオーケストラ」を設立することを望んでいました。ローザンヌとシエナで指揮法を修め、1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを、ついでローザンヌ器楽アンサンブルを組織して、特にルネサンス・バロック音楽の普及に尽力しました。1964年にプロデューサーのミシェル・ガルサンは、新しい音楽の世界を録音するためにコルボらとエラートとの契約を行い、幅広いディスコグラフィーを作成。バッハなどの存在を強化しながら、ヘンデル、パーセル、ヴァイヴァルディ、そしてカリッシミ、ドラランド、シャルパンティエ、モンテヴェルディのようなそれまであまり演奏・録音されなかった作曲家の声楽作品へと拡大し、何よりも作曲家に礼儀を行うことを目的としました。時代とともにピリオド時代を積極的に取り入れつつ、またモダン楽器のリスボンのグルベンキアン合唱団と管弦楽団の指揮者にもなり、エラートのへの録音の多くは、この2つのグループによって録音されています。
　CD74枚中4分の1は初CD化となり、このBOXのためにオリジナル・マスターテープより、Art & Son Studio, Annecyによって24bit/192kHzリマスターを行いここに収録してあります。
　古典派以降の作曲者編は、2023年の発売を予定しております。

※多くのリスナーの方に低価格でお聴き頂きたく、歌詞対訳は付いておりません。
※合唱のみの指揮と参加してのもの、監修のみを務めた録音は、ここには収録されておりません。
※収録曲数が膨大なため、詳細な収録曲・独奏者等は、別紙の欧文の収録曲表pdfをご覧下さい

※輸入商品のため、入荷時点で、商品（ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む）に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。
これらを理由にした、商品の返品・交換はお受けいたしかねます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。


【収録予定曲】
《CD1》
クラウディオ・モンテヴェルディ：4声のミサ曲 SV.190
マルカントニオ・インジェニェーリ：悔悟節のためのモテットと哀歌
《CD2》
アレッサンドロ・スカルラッティ：
『モテット集と教皇庁礼拝堂のためのミサ曲』
《CD3-4》
クラウディオ・モンテヴェルディ：『聖母マリアの夕べの祈り』
《CD5-10》
クラウディオ・モンテヴェルディ：『倫理的・宗教的な森』
　　（サン・マルコ寺院のための宗教的作品集）
《CD11-12》
クラウディオ・モンテヴェルディ：歌劇『オルフェオ』
《CD13》
『1540年のパリの歌と舞曲集』
《CD14》
『シャンソン・ドゥ・ローザンヌ』
《CD15》
クロード・グディメル：
『詩篇』『ミサ・Le Bien que j’ay』
《CD16》
ミシェル＝リシャール・ドラランド：
『深き淵より』『天の女王』
《CD17-18》
『モンテヴェルディ以前のヴェネチア楽派の音楽』
《CD19》
ジョヴァンニ・ガブリエーリ：『サクレ・シンフォニーエ 第1巻』
《CD20》
ジョヴァンニ・ガブリエーリ：『サクレ・シンフォニーエ 第2巻』
《CD21》
J.S.バッハ：
マニフィカト ニ長調 BWV.243
カンタータ『すべてのもの汝を待ち望む』BWV.187
《CD22-23》
J.S.バッハ：ミサ曲 ロ短調 BWV.232
《CD24》
ジャコモ・カリッシミ：
オラトリオ『イェフタ』、『3つのモテット』
《CD25》
ジャコモ・カリッシミ：
オラトリオ『ヒゼキヤの物語』
『トッレ・スポンサ』『8声のミサ』
オラトリオ『アブラハムとイサークの物語』
《CD26-27》
マルカントワーヌ・シャルパンティエ：
『死者のためのミサ曲』『死者のためのモテット』
『死者のためのプローザ、怒りの日』『イエズス会のミゼレーレ』
《CD28-29》
J.S.バッハ：
『ミサ曲』 BWV.233-236
『サンクトゥス』BWV.237-241
『キリストよ、憐れみたまえ』BWV.242
《CD30》
『ルネッサンス器楽音楽の誕生』（ジョヴァンニ・バッサーノによるドゥブル）
《CD31-32》
ベネデット・マルチェッロ：『詩的・音楽的霊感』より「7つの詩篇」
《CD33-34》
クラウディオ・モンテヴェルディ：『マドリガーレ集 I-II』
《CD35》
J.S.バッハ：ピアノ協奏曲集 BWV.1052, 1055, 1056
《CD36》
ヴィヴァルディ：
『グローリア ニ長調RV.589』
『キリエ ト短調RV.587』
『クレド ホ短調RV.591』
《CD37-38》
クラウディオ・モンテヴェルディ：『マドリガーレ集 III-V』
《CD39》
J.C.バッハ：ピアノ協奏曲集 Op.7 No.1-4
《CD40-42》
ヴィヴァルディ：
『主を恐れるものは幸いなり RV.597』
『まことの安らぎはこの世にはなく RV.630』
『イェルサレムよ、主を讃めたたえよ RV.609』
『マニフィカト RV.610』
『野に歌え、泉にほほえめ RV.623』
『いと公正なる怒りの激しさに RV.626』
『主を恐れるものは幸いなり RV.598』
『主は言われたRV.595』
『おお、天にても地にても清きもの RV.631』
《CD43》
マルカントワーヌ・シャルパンティエ：
『テ・デウム』『サルヴェ・レジナ』『あたりは闇となり』
『主の降誕に歌われし歌』『町の長老たちは』
《CD44》
ヴィヴァルディ：
『主は言われたRV.594』
『スターバト・マーテル』
《CD45-46》
J.Sバッハ：
カンタータ『候妃よ、さらに一条の光を』BWV.198
カンタータ『ああ神よ、いかに多き胸の悩み』BWV.58
カンタータ『わが魂なるイエスよ』BWV.78
カンタータ『御国にまします神を讃えよ』BWV.11（昇天祭オラトリオ）
《CD47-48》
J.Sバッハ：『ヨハネ受難曲 BWV.245』
《CD49》
ヴィヴァルディ：
『グローリア ニ長調RV.588』
『主が家を建てられるのでなければ RV.608』
《CD50》
マルカントワーヌ・シャルパンティエ：
オラトリオ『最後の審判』、詩篇『幸いなるかな』
《CD51-52》
クラウディオ・モンテヴェルディ：『マドリガーレ集 VI-VIII』
《CD53-54》
J.Sバッハ：
『ミサ曲 ロ短調 BWV.232』
『マニフィカト ニ長調 BWV.243』
《CD55-57》
フランチェスコ・カヴァッリ：歌劇『恋するヘラクレス』
　　　　　　　　　（ルチアーノ・スグリッチによる再構築版）
《CD58》
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル：
歌劇『ムツィオ・シェーヴォラ』より序曲
歌劇『ロドリーゴ』より管弦楽組曲
歌劇『忠実な羊飼い』より管弦楽組曲
歌劇『シッラ』より序曲
《CD59-60》
マルカントワーヌ・シャルパンティエ：
歌劇『ダヴィデとヨナタン』
《CD61-62》
クラウディオ・モンテヴェルディ：『聖母マリアの夕べの祈り』
《CD63-65》
J.S.バッハ：『マタイ受難曲 BWV.244』
《CD66-67》
J.S.バッハ：『クリスマス・オラトリオ BWV 248』
《CD68-69》
クラウディオ・モンテヴェルディ：歌劇『オルフェオ』
《CD70》
ヘンリー・パーセル：歌劇『ディドーとエネアス』
《CD71-72》
ヘンデル（モーツァルト編曲）：オラトリオ『メサイア』（ドイツ語歌唱）
《CD72-74》
J.Sバッハ：
『ミサ曲 ロ短調 BWV.232』

【演奏】
ミシェル・コルボ（指揮）