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商品の特長
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これまでワーナーよりリリースされたアルバム全てが世界的に高評価を得て多くの賞を受賞。
そして、ピアニストとしてショパンへ回帰。その熟考を重ねた解釈に驚き!
2011年、18歳でモントリオール国際音楽コンクール優勝、また2013年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀賞(第2位)および聴衆賞受賞により世界的に注目されたベアトリーチェ・ラナ。
彼女はモントリオール国際音楽コンクール優勝後の2012年に初めてショパンの録音をしています。
曲目は「24の前奏曲」で、この時からすでに彼女の曲に対する見通しのよさと、溢れる詩情が高く評価されていました。
そしてほぼ10年を経た現在、ラナは再びショパンを採り上げました。
今回演奏したのは練習曲作品番号25の12曲と、4曲のスケルツォ。
練習曲は新型コロナ感染症が猛威を振るう直前の2020年1月の録音。
そしてスケルツォはその1年後、解釈に熟考を重ねた後の2021年2月の録音です。
このアルバムの冒頭、 音の一つ一つが語り掛けてくるかのような存在感の強い陰影のある分散和音による「エオリアン・ハープ」と呼ばれる第1番が聴こえてくるやいなや、誰もがこの演奏に耳を惹き付けられることでしょう。
アルバムを聴き進めていくと、聴き手の呼吸にあわせて染み込んでくるような絶妙な間合い(ルバート)の取り方、そして内声部に潜む旋律の歌わせ方の心地よさがたまりません。
彼女の演奏は極めて即興的に聞こえるも、実は精緻な計算がされていることに気が付きます。
もちろんこれを支えているのは彼女の驚異的なテクニックであり、恐ろしいまでに研ぎ澄まされた感受性です。
練習曲での変幻自在な表現、そしてスケルツォでの成熟した表現。
ショパンが書き記した楽譜からラナが読み取った情報量の多さにも驚くばかりです。
【演奏】ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)
収録情報
ショパン:
練習曲集Op.25(全曲)
4つのスケルツォ(Op.20, 31, 39, 54)
【録音】2020年1月10-11日、2021年2月21-22日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
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