これぞ21世紀の新しいオーケストラ・サウンドだ!
このアルバムは、合唱団とオルガンをフィーチャーした大胆なオーケストラ・スコアから、ヴァイオリンと弦楽アンサンブルの親密で平穏な作品まで、
多彩な音の万華鏡ともいえるゴージャスなサウンドでお贈りするものです。DJセットのように構築され、個々の作品に感情や音色の違いがあるにもかかわらず、
一貫した音楽体験に引き込まれるようなサウンドへの旅といえるでしょう。この録音は、現代の偉大な作曲家へのオマージュであり、先見の明のあるアイデアを頭に置いた、
並外れた「ニュークラシカル・サウンド」の創造性の証でもあります。選曲された作品は、ハンス・ジマー、ラミン・ジャヴァディ、アレクサンドル・デスプラ、
エンニオ・モリコーネ、ハワード・ショア、フィリップ・グラス、マックス・リヒター、カール・ジェンキンス、ウラジーミル・マルティノフ、ヨハネス・モッチマン、
チリー・ゴンザレス、ルドヴィコ・エイナウディによって書かれたものです。
大編成の北ドイツ放送フィルを4日間の録音セッションで、90ものマイクで収録し、現代的で直接的なサウンドを形成し、リスナーを作曲家の壮大なアレンジの魅力的な体験に誘います。
オーケストラとともに、受賞歴のあるボーカルグループ「Pop Up」と、オルガン奏者のキャメロン・カーペンター、ソプラノのオルガ・ペレチャッコ、
ヴァイオリニストのエルビョルグ・ヘムシング、ヨハンナ・レーリヒ、ピアニストのラヘル・セン、セバスティアン・クナウアーといった世界的ソリストたちが参加しており、
このユニークな録音に貢献しています。それぞれのソリストたちの個性は、2人の熟練した指揮者ベン・パーマーとマイケル・イングランドによって1つの大きな音楽体験となるように巧みにまとめられています。
【演奏】
ベン・パーマー(指揮:1, 4, 5, 6, 8, 9, 11)
マイケル・イングランド(指揮:2, 3, 7, 12, 13,14)
ヴォーカル・アンサンブル・ポップ・アップ(1, 5)
キャメロン・カーペンター(オルガン:2)
オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ:4, 9)
エルビョルグ・ヘムシング(ヴァイオリン:12, 13)
ヨハンナ・レーリヒ(ヴァイオリン:14)
セバスティアン・クナウアー(ピアノ:3, 7)
ラヘル・セン(ピアノ:2, 14)
モダン・ストリング・クインテット(10)
北ドイツ放送フィルハーモニー(1-9, 11-14)