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名テナーのロベルト・アラーニャが贈る、シャンソンの歌と味。
オペラ、ポップスなどジャンルを越えて活躍を続ける現代最高のテノール、ロベルト・アラーニャ。
この特別な時期であったからこそ完成できたエディット・ピアフ、アリス・ドナ、エンリコ・マシアス、ジャック・ヴェリエール、ティノ・ロッシ、ジャック・ブレルらが歌った、1930〜1970年代の名シャンソンを歌ったアルバムです。
アラーニャはこのように語っています。『このアルバムは、予期せぬ新型コロナウイルスの状況から生まれたもので、
フランスの歌だけに捧げた、私にとって初めてのものです。
両親がシチリア出身だったことから、傍らにはいつもシチリア民謡があったことから作製されたアルバム「シシリアン」「マレーナ」。
スペインの祖先を持つ彼がキューバのボレロやアルゼンチンのタンゴを中心に構成した「パシオン」。イタリアからアメリカの曲を歌った「リトル・イタリー」など、たくさんの音楽の旅をしてきました。
そして今、私たち自身の故郷の音楽を演奏するときが来たと思いました。
だからこそ、私はこのアルバム全体をフランスのシャンソンで構成していますが、ひとひねりを加えています。
私は世界中のさまざまな音楽文化に情熱を傾けています。
フランスのレパートリーを探索するとき、私たちは旅行中に多くの音楽的発見をします。
また、この作品をお祝いにしたかったのです。
このパンデミックを乗り越え、ロックダウン、孤立、そしてすべての混乱を巻き込んだ後、
私は色彩、スタイル、感情のすべての輝線を使用する人々とあらためて繋がりかっただけでなく、
リズム、ダンス、サウンドの輝きも楽しみました。これらのすべての感情がここにあります。
15曲を収録したこのアルバムを流れる連続したスレッドを、リスナーは音楽を中断することなく1度に聴けるようにしたかったのです。
もちろん、あるトラックから別のトラックにジャンプすることはできますが、曲と曲は連続して流れていきます。
そのために曲間には特別なリンクを含むハーモニックコレクションを作成しました。
これは、ある曲を次の曲に接続する一種の句読点であり、まるでそれが徐々に展開するミュージカルシアターの一部であるかのように、
リスナーが途切れることなくアルバム全体を聞くことができるようになっています。単一の首尾一貫した物語として成り立っています。
さらにこの作品は、音楽の媒体を通じて愛する人との共有体験を祝い、再会することでもあります。
数多くの名盤を生み出した伝説のスタジオ「La Fabrique」に家族が集結してレコーディングした日曜日、
まるで友達と休暇でいるような印象を受けました。
ロッキーの息子、娘、孫、妻、そしてミュージシャンの配偶者やパートナーがそこにいました。
それは本当の家族の雰囲気で、楽しくて暖かく、正直に言うとこれこそ私が好きなことです。
このパンデミックのおかげでありがたいことでもありました。
私たちは、人間関係、親密さ、お互いの手を振る、抱きしめる、並んで、お互いの肩をたたき合うことの価値と重要性を再発見しました。
今日、私たちはこれらの小さなジェスチャーの重要性を本当に認識しています。
このロックダウン後の記録は、私の人生とすべての人の精神における新たな出発の音楽の象徴である私にとって画期的な出来事となると思います。』
ロベルト・アラーニャ(Vocal)
マレーナ・アラーニャ(Vocal)
オルネラ・アラーニャ(Vocal)
アレクサンドラ・クルジャク(Vocal)
Drums, Percussion: Denis Benarrosh
Guitar: Thomas Coeuriot, Rocky Gresset, Jean-Felix Lalanne
Bass: Laurent Vernerey
Double Bass: Stephane Logerot
Piano: Yvan Cassar
Clarinet: Stephane Chausse
Trumpet: Sylvain Gontard
Bandoneon, Accordion: Lionel Suarez
Celesta: Eric Chevalier
Mandolin, Banjo: Thomas Coeuriot
Violin: Costel Nistescu