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デビュー45周年、初来日40周年、そして、ジョー・ストラマー没後20年となる2022年・・・ ザ・クラッシュ『コンバット・ロック』40周年記念盤!
アルバム『コンバット・ロック』オリジナル盤のリリースは、1982年5月14日 (日本盤:1982年5月30日)。
ジョー・ストラマー、ミック・ジョーンズ、ポール・シムノン、トッパー・ヒードンから成る
ザ・クラッシュにとって最後の作品となったこのアルバムには、
バンドの代表曲として知られる「ステイ・オア・ゴー」と「ロック・ザ・カスバ」、
ファンのあいだで愛された「ストレイト・トゥ・ヘル」と「ノウ・ユア・ライツ」(権利主張)が収められている。
彼らにとって、もっとも大きな売り上げを残し、チャートでも全英2位、全米7位を記録した世界的なヒット作だ。
ザ・クラッシュがニューヨークのナイトクラブ『ボンズ・カジノ』で17回連続ライヴを行なったのは、1981年。
そのきわめて重要な意味を持つ公演を終えるとすぐ、彼らはロンドンに戻り、
ラティマー・ロード周辺の不法占拠地域、フレストニア共和国のザ・ピープルズ・ホールで
リハーサルとレコーディングに取り組んでいる。
そしてそのままの勢いで、東アジア、東南アジア各国を回るツアーに向かったのだった。
『コンバット・ロック/ザ・ピープルズ・ホール』のアルバム・スリーヴに選ばれた写真は、
そのツアー中、ペニー・スミスがタイで撮影したものだ。
アルバム『コンバット・ロック』は、ザ・クラッシュがつねに進化をつづけていたことを示す作品であり、
数年前に終結したばかりだったベトナム戦争からも少なからず影響を受けていた。
映画スターの息子としても知られたフォトジャーナリストが紛争地帯で行方不明になった事件から
インスピレーションを受けた「シーン・フリン」がいい例だ。
また、バンドの音楽的関心は多方面に広がっていて、
「ゲットーの被告人」では詩人アレン・ギンズバーグの啓示的な語り、
「オーヴァーパワード・バイ・ファンク」ではグラフィティ・アーティスト、フューチュラのラップがフィーチュアされている。
ザ・クラッシュがパンク、ポスト・パンク、インディー・ロックの世界に与えた影響に関しては、
これまでにさまざまな場で語られてきた。
とりわけ『コンバット・ロック』は、新しい世代からの再発見という動きも生んでいて、
もっとも顕著な例としては、「ステイ・オア・ゴー」がNetflixのヒット作
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ファースト・シーズンの重要なシーンで使われたことがあげられる。
また、「ストレイト・トゥ・ヘル」は、
ラッパーM.I.A.の「ペーパー・プレインズ」にサンプリングされ、さらに広い層に知られるようになった。
収録情報
≪LP≫
A1. Know Your Rights
A2. Car Jamming
A3. Should I Stay or Should I Go
A4. Rock the Casbah
A5. Red Angel Dragnet
A6. Straight to Hell
B1. Overpowered by Funk
B2. Atom Tan
B3. Sean Flynn
B4. Ghetto Defendant
B5. Inoculated City
B6. Death is a Star
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