◆国内入荷予定が遅れる場合もございます◆
40年超のキャリアを誇る伝説! USのスリーピース・ハードロック・バンド=KING’S X 14年ぶりとなる13枚目のスタジオアルバム『Three Sides of One』
1988年のデビュー作『Out of the Silent Planet』以来、不動のトリオ編成で活動を続けるUSのハードロック・バンド、KING’S X(キングスX)。
『Three Sides of One』は、リリース日の翌日に72歳を迎えるdUgをはじめ、還暦を超えても音楽の旅を続ける3人から届いた14年ぶりの最新作だ。「72歳になることを実感している。それを意識して歌詞を書いたから、残りの人生をどうするかというマントラのようなものになっている。知人の悲しい死を引きずることもあるけれど、俺は人生の幕が閉じるまで生き抜こう、乗り切ろうと思っているんだ。あの世がどうなっているのかわからないし、何も知らない場所だからね。そういう気持ちで作った曲が今作にはあるんだ」。
絶望的に見える世界の現状も、なんらかの救済や和解があることを願いつつも“死”という3人共通のテーマが今作の歌詞に刻まれている。
今作で新たな自分たちを見つけたというdUgは、「俺は久々にスタジオで演奏を始めると、すぐに疑念が湧いてしまいネガティブな気持ちに包まれるんだ。そして全てが嫌になってしまうことがある。今作はバンド史上初めて最初の曲のベーシック・トラックからポジティブなムードが生まれた。俺たちはいつも自分たちの演奏に対して欠点ばかりを見ていたってことだね。今回は本当にエキサイティングで、もっとKING’S Xの音楽を探求したいという気持ちになれたんだ」。
Tyは、「こんなにエキサイティングなレコーディングになるなんて予想だにしなかった。再び作品を作ることすら信じられなかったからね。でも、最高のものになったよ。今作では、新たなことに挑戦したし、全力を尽くした。そして、お互いに最高のパフォーマンスができるように貢献してプレイしたんだ。これまでのどのKING’S Xの作品よりも楽しみながら制作できた。また2人に会えるのが楽しみな日々だったよ」と作品の充実ぶりをアピールすれば、さらにdUgは語る「俺たちは誰もバンドを辞めないし、解散もしない。誰もバンドを解散させる責任を取るつもりがないんだよ。だから、誰かが死ぬまでKING’S Xは終わらない。ただし、俺たち3人が揃ってKING’S Xなんだ。僕とTyとJerryがいないKing's Xは絶対にありえないよ」。
若さみなぎる「Festival」、「Swipe Up」を聴いているとバンドの歴史はまだまだ終わることはないことを確信できる。困難を乗り越え、己の道を走り続けて40年、『Three Sides of One』は2022年現在のKING’S Xを見事に映し出した鏡のような作品だ。前作『XV』以来、14年ぶりとなる今作はMichael Parnin (Rage Against The Machine、Mark Lanegan) がプロデュースを手掛けている。
< KING’S X>
dUg Pinnick – bass, vocals
Ty Tabor – guitar, vocals
Jerry Gaskill – drums, vocals