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SpiritWorld(スピリットワールド)『DEATHWESTERN』 狂暴で残忍なアメリカ西部の黙示録的ホラー・ウエスタンメタル、第2章!
ラスベガスを拠点とするシンガー/マルチプレイヤーのStu Folsomのソロ・プロジェクト=SPIRITWORLD(スピリットワールド)。
Stuが描く、アメリカ西部の黙示録的ホラー・ウエスタンを舞台にしたデビュー作『Pagan Rhythms』(2021年)は、スラッシュメタルとウエスタン、ネイティヴ・アメリカンを融合させてしまった傑作でGary Holt(EXODUS/SLAYER)、Max Cavalera (元SEPULTURA/SOULFLY)が絶賛したことでも話題を呼んだ。
それから、わずか1年という短いスパンを経て早くも2作目が登場する。
今作も、カントリー、スラッシュメタル、ハードコアという彼のバックグランドが色濃く反映された強烈な破壊力を誇るサウンドが支配するある意味安心の内容だ。
Stuは前作リリース直後から新作のための活動を開始、毎日ギターを弾き続ながら、小説『Godlessness』の執筆も並行させる生活を送った。
前作に匹敵するレベルの楽曲を4曲仕上げるまでに半年を要するなど作業は難航したが、4曲目に書かれた曲がタイトル・トラックの「Deathwestern」は今作を代表する佳曲である。
SLAYER直系の刻み倒される高速リフにウエスタン、ホラー、ネイティヴ・アメリカンといった要素が混ざり合い、生々しさ、クセの強さも健在だ。
また9月に公開されたMVは、歴史に残る残虐シーン満載の内容で早くもファンを戦慄させている。
さらに、10月に公開された「Relic Of Damnation」は、今作の中でも最高のリフがあるが、ヴォーカル・テイクを何度重ねてもフィットせず、一番苦労した楽曲だ。
Stuが書いたクレイジーなフィクションの世界を描いた歌詞も注目だろう。
「前作は非常にダークで黙示録的な作品だった。今作は終わりが近づくにつれ、生存者たちが信仰と格闘している姿が描かれている。また、ガンマン、屍姦牧師、コマンチ族、殺人鬼などの悪党が次々登場する作品でもある」。
狂暴なエクストリームメタルが猛威をふるう今作も聴く者全てを打ちのめすこと必至だ。
前作に続いて、ミックスとマスタリングはSam Pura (The Story So Far)が担当。
Thomas Pridgen (The Mars Volta, Trash Talk)が、再び素晴らしいドラミングをみせている。