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ポーランドのプログレッシヴ・ロックを牽引するパイオニア=RIVERSIDE(リヴァーサイド)約4年ぶりとなる待望の新作『ID.Entity』
(Orange Vinyl)
ポーランドのワルシャワを拠点とするプログレッシヴ・ロックバンド、RIVERSIDE(リヴァーサイド)。
バンドはギタリストのPiotr Grudzinskiの死を乗り越え、活動を継続していくことを発表し2018年に『Wasteland』を発表。
この作品は、母国ポーランドで1位を皮切りに、ドイツ13位、オランダ28位、スイス23位、オーストリア39位、フィンランド30位、フランス97位、チェコ59位、イギリスでも83位という好成績をチャートで残し、バンドは復活を遂げた。
8作目となる今作『ID.Entity』は、彼ららしい世界観を拡張しながらも、よりダイナミックで自信に満ちたサウンドを聴かせてくれる。
アートロックやプログレッシヴ・ロック、プログレッシヴ・メタル、ポストメタルといったジャンルを融合させ、独特なアンビエント感を取り入れたサウンドは健在だ。
また、『ID.Entity』は2020年に正式なメンバーとなったギタリストMaciej Mellerを迎えた新ラインナップで録音された最初の作品である。
Maciej は、13分にわたって美しい情景を魅せる佳曲(5)「The Place Where I Belong」や、流麗に展開していく(4)「Post-Truth」において、バンドのスタイルに完全にフィットしたエモーショナルな旋律を奏でている。
(6)「I’m Done With You」は、今作のリリースに先駆けてMVが公開された楽曲。
陰謀論、憎悪、大衆迎合主義、強欲な国や企業に支配され、地球と人間の本質が破壊されていく時代を生きる我々の怒りと失望という楽曲のテーマを映像に昇華させたのはThomas Hicks(PAUL MCCARTNEY & WINGS、NEWTON FAULKNER、PAIN OF SALVATION、PURE REASON REVOLUTION)だ。
加速度的に起こっている社会の変革に関心を持たずに生き抜くことは可能なのだろうか。
バンドは、困難な時代を乗り越えるためには、自己認識、共感、コミュニティ、サポートが必要であり、我々の生活を脅かし分裂させる存在から距離を置く知恵が必要であると説き、(7)「Self-Aware」では、”The future is in our hands”(未来は我々の手の中にある)と綴り団結を呼びかける。
今作のアートワークは、ポーランド人アーティストJarek Kubickiによって描かれている。
また、レコーディングとミキシングは、オトフォツクにあるThe Boogie Town StudioとワルシャワのSerakos studioで行い、マスタリングはRobert Szydło、プロデューサーはバンドリーダーのMariusz Dudaが担当している。
今作『ID.Entity』は、RIVERSIDEにとって“哀しみと憂鬱の10年”に別れを告げる第3期のステージに向けた新たな幕開けとなる作品である。
アナログ盤には、CD通常盤(7曲)に加えて、ボーナストラック2曲(「Age of Anger」「Together Again」)が収録される。
(RIVERSIDE)
Mariusz Duda - vocals, basses, electric and acoustic guitars
Piotr Kozieradzki - drums
Michal Lapaj - keyboards and synthesizers, Rhodes piano and Hammond organ
Maciej Meller - electric guitars