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フランス名手ポール・メイエのブラームスの名演が、新録音のライネッケとともに復活!
カール・ライネッケのウンディーネ・ソナタは、ロマン派の定番レパートリーとして、またフルートとピアノのためのレパートリーとして知られています。
2010年に出版されたイルムリンド・カペレ博士によるウィーン原典版は、フルート版の3年後の1885年に出版されたライネッケ自身によるクラリネット版を基本にしつつ、単なる移調版ではなく、クラリネットの中音域の追加、A管クラリネットの暗く、深みのある音色を活かした改訂版としての意義を指摘しています。
ライネッケの他のクラリネットのための作品と並んで、この長い間忘れ去られていた重要な版となっています。
ポール・メイエのヴィブラートも控えながら、クラリネットの中低音域の多様な表情を活かし、完璧な技巧とセンスに支えられた繊細な響きで、後期ロマン派の官能的で幻想的な音楽を奏でています。
ブラームスの2曲はメイエの名演であり、RCAから発売されていた音源がここに収録され再発売となります。
【演奏】
ポール・メイエ(クラリネット)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
【録音】
2022年12月19日、ベルギー、ナミュール、グラン・マネージュ・コンサートホール(ライネッケ)
2001年1月、スイス、ラ・ショー・ド・フォン(ブラームス)
収録情報
ライネッケ:ウンディーネ・ソナタOp.167(クラリネット版)
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.120-1
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 Op.120-2
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