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商品の特長
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ドイツ古楽界の泰斗、クリストフ・シュペリングによるコラールカンタータ集。
1723年にライプツィヒに移り住んだバッハは、1724年の三位一体の主日から1725年の復活祭の間に、コラールの歌詞に基づいた特別なコラール・カンタータ形式のものを40曲作曲しました。
1724年というのは、宗教改革者マルティン・ルターが、多くの音楽家と共同して会衆が歌えるようにいくつかの賛美歌集を出版した“賛美歌制定の年”と認識された1524年からちょうど200年の年でした。その中から9曲がここに収録されています。
歌詞がそのまま用いられるのは第1曲用の第1詩節と終曲用の最終詩節のみで、中間の詩節はレチタティーヴォやアリア用に書き換えられています。
このバッハの作曲期間で最後に書かれたのは『輝く暁の明星のいと美わしきかな』BWV.1ですが、このアルバムでは2本のホルンによって美しく色彩豊かな冒頭の合唱で有名な曲から始まります。
そして弦楽器のカスケード的な歓喜の動きを持つ『われは汝にありて喜び』BWV.133。
歌詞を反映した音楽的に印象的なコントラストが特徴的な『ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ』BWV.114では、第1曲の合唱ではオーボエと第一ヴァイオリンが合唱の旋律から自信に満ちた主題を奏でる一方、4曲目のソプラノのアリアでは通奏低音とともに不安に震える主題を奏でます。
どの曲も最後に置かれたコラールは質素なものですが、神に対する確信に満ちた信仰が歌われています。
【演奏】
エリカ・タンディオノ(ソプラノ)
徐藝俐(ソプラノ)
マリー・サイドラー(アルト)
ソフィア・パヴォーネ(アルト)
ダニエル・ジョハンセン(テノール)
ゲオルク・ポプルッツ(テノール)
トビアス・ベルント(バリトン)
ダニエル・オチョア(バス)
ダス・ノイエ・オルケスター
指揮:クリストフ・シュペリング
【録音】
2023年3月12-16日-11月2日
ケルン、ドイチュラント放送、カンマームジークザール
収録情報
J.S.バッハ:
カンタータ『輝く暁の明星のいと美わしきかな』BWV.1
カンタータ『汝なんぞ悲しみうなだるるや』BWV.107
カンタータ『いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君侯』BWV.123
カンタータ『われは汝にありて喜び』BWV.133
カンタータ『われは神の御胸の思いに』BWV.92
カンタータ『われらより取去りたまえ、主よ、汝 真実なる神よ』BWV.101
カンタータ『ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ』BWV.114
カンタータ『幸いなるかな、おのが御神に』BWV.139
カンタータ『いと尊き御神よ、いつわれは死なん』BWV.8
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