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米国を代表するシンガー・ソングライターであり、絶大な人気と実力を誇るアーティスト、カーリー・サイモン。
彼女を見出したElektra Recordsの創設者、ジャック・ホルツマンがキュレートした、
2人の友情の物語を紡いだコンピレーション・アルバム
『THESE ARE THE GOOD OLD DAYS: THE CARLY SIMON AND JAC HOLZMAN STORY』が登場!
70年代初期のヒット曲やディープ・カッツ、そして貴重なデモ音源などを収録!
1970年、Elektra Recordsの創設者であるジャック・ホルツマンがカーリー・サイモンと契約を交わした時、
それが二人の驚くほどの友情の始まりとなった。
この二人の物語を綴った、ホルツマン本人の選曲&キュレートによる新たなコンピレーション作品
『THESE ARE THE GOOD OLD DAYS: THE CARLY SIMON AND JAC HOLZMAN STORY』が発売されることとなった。
カーリー・サイモンというシンガー・ソングライターの初期3作品の中から選りすぐられたヒット曲や
ディープ・カッツなどを織り交ぜたこの作品は、当時のカーリーの勢いと人気の急成長ぶりを見事に捕らえた楽曲集となっている。
『THESE ARE THE GOOD OLD DAYS: THE CARLY SIMON AND JAC HOLZMAN STORY』には、
1971年の『CARLY SIMON』と『ANTICIPATION』、そして1972年の『NO SECRETS』という、
グラミー賞受賞歴を持つ彼女の最初の3枚のアルバムを中心に選曲された楽曲に加え、
アウトテイクとなるジョン・プラインの「Angel From Montgomery」のカヴァーや、
未発表デモ音源「Alone」といった貴重な楽曲を含む、全20曲が収録されている。
この全20曲の中には、1970年にトップ10入りを果たした「That's The Way I've Always Heard It Should Be」や、
1971年に13位を記録したヒット曲「Anticipation」、そして1973年に全米シングル・チャートで3週連続首位を獲得し、
ゴールド認定された大ヒット曲「You're So Vain」(2004年にグラミー殿堂入りを果たした)
といった彼女の代表曲が収録されているのだが、
ホルツマンはコレクションで、「The Love's Still Growing」や「Our First Day Together」、
「Embrace Me, You Child」といった彼女のディープな楽曲にも焦点を当てて、
二人の友情の物語を際立たせた作品に仕上げている。
また、このコレクションには未発表音源となる「Alone」のデモ・ヴァージョンが収録されている。
この曲は、1971年発表のデビュー・アルバム『CARLY SIMON』に正式音源として収録されることのなるのだが、
この初期のレコーディングは、デヴィッド・ブロンバーグを中心としたバンドと
1970年に制作した5曲入りのデモに収録されていた音源だ。
彼女はその年、コロンビアやアトランティック、そしてエレクトラという3つのレコード会社にこの5曲入りデモ・テープを送っていたのだ。
60年代後半、グリニッジ・ヴィレッジでパフォーマンスしていたカーリーの姿を見ていたホルツマンは、
デモを受け取ったのちカーリーを昼食に誘ったのだが、これが二人の永遠の友情の物語が始まりとなったのだ。
このコレクションには、音楽史研究家のテッド・オルソンによるライナーノーツや
当時の貴重な写真を掲載したブックレットが同梱されている。
このライナーノーツには、カーリー・サイモンとジャック・ホルツマンの(3年間で3枚のアルバムという)
短くも成功に満ちたパートナーシップについて詳しく記述されているほか、
最新インタビューで語られる二人の言葉も掲載されており、当時の様子を新鮮な視点から洞察する内容となっている。