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商品の特長
Mark Elder / Donizetti: L’Ange de Nisida
1838年、それまでイタリアで名声を獲得していたドニゼッティのオペラが、初めてフランスのパリで上演されることが決まったのです。
ドニゼッティはいくつかの作品を用意し、その中にこの《ニシダの天使》も含まれていたのです。
台本の一部はパチーニのオペラ《アデライーデとコミンジョ》とほぼ同じものであり、最後の場面はダルヌーの戯曲《Les Amants malheureux 不幸せな恋人たち》に基づいています。
1839年12月27日に作品は一応の完成を見ましたが、ナポリ王とその愛人を巡るストーリーが検閲に接触、また上演予定であったパリ・ルネッサンス劇場が経営破綻をきたしたため、結局この作品はリハーサルされたのみで、上演されることはありませんでした。
ドニゼッティは《ニシダの天使》の素材の多くを《ラ・ファヴォリート》へ転用しておる、現在しばしば上演されています。
しかしこの《ニシダの天使》は179年間歴史に埋もれており、今回の上演に関しては、アイルランド国立大メイヌース校の研究員で音楽学者のカンディダ・マンティカが、フランス国立図書館などにあることを突き止め、10年間に及ぶ研究のもと散逸した楽譜を解読。
そして800ページの総譜を復元することで、2018年7月に初演が実現しました。
主役を歌うジョイス・エル=コーリーと韓国出身のジョンフン・キム。彼らを取り巻く歌手たち(なかでもヴェテラン、ロラン・ナウリは絶品)の熱唱と、エルダーの端正な指揮が作品の魅力を存分に伝えています。
【演奏】
ジョイス・エル=コーリー(ソプラノ)
デヴィッド・ジョンフン・キム(テノール)
ヴィート・プリアンテ(バリトン)
ロラン・ナウリ(バス=バリトン)
エフゲニー・スタヴィンスキー(バス)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団
マーク・エルダー(指揮)
【録音】
2018年7月18 & 21日、ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウスでの、演奏会形式でのライヴ
収録情報
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