世界的人気ソプラノ、ディアナ・ダムラウによる『椿姫』の映像が登場です。
19世紀のパリ。美貌の高級娼婦・ヴィオレッタは、結核を患い、その死の予感から逃れるため享楽的な生活を送っていた。
しかし、青年アルフレードの真摯な求愛に心を動かされ、華やかな生活を捨てパリの郊外で共に暮らし始める。
ところが、2人の関係を認めないアルフレードの父親ジェルモンが現れ、息子と別れるよう迫る。
愛する人のため、苦悩しつつも自ら身を引くヴィオレッタ。
一方、そうとは知らないアルフレードは、捨てられたと誤解し、ヴィオレッタを糾弾する。
何も語らぬまま、死の床についたヴィオレッタ。ジェルモンの手紙により真実を知ったアルフレードが駆けつけるが―。
このオペラには〈乾杯の唄〉、〈さようなら、過ぎ去りし日〉など人気のメロディが目白押しです。
映画監督ブノワ・ジャコが正統的かつ視覚的な演出で、この作品の前半と後半との差を引き出しています。
ダムラウが本領発揮で伸びやかな声を響かせ、新進のイタリア歌手デムーロもアルフレード役らしいテノールを披露しています。
[収録]2014年6月, パリ、オペラ・バスティーユ
[歌唱]イタリア語, [字幕]英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、
[映像]16:9 NTSC All regions
[音声]Stereo PCM 2.0, Dolby Digital 5.1