リコーダーの魅力を世に知らしめ、その芸術性を引き出したのがブリュッヘン。彼が1962年から79年にかけてテルデック(テレフンケン)に残した音源を集大成した12枚組のアルバムです。
テクニックだけでなくブリュッヘンにしか出し得ない呼吸法によっての味わい深く密度の濃い演奏は、リコーダーファン必携の歴史的財産といえましょう。
【収録曲情報】
【Disc1】
『テレマン:ソナタ ヘ長調 TWV 41:F2』『ソナタ イ長調 TWV 41:B3』『ソナタ ヘ短調 TWV 41:f1』
『ソナタ ニ短調 TWV 41:d4』『ソナタ ハ長調 TWV 41:C2』
『12のファンタジーTWV.40より第1, 3, 7, 8, 10,11番』
【Disc2】
『コレッリ:ソナタOp5-12「ラ・フォリア」』『バリサンティ:ソナタ ハ長調』
『ヴェラチーニ:ソナタ第2番ト長調』『ビガリア:ソナタ イ短調Op.1』『シェドヴィル:ソナタ ト短調』
『マルチェッロ:ソナタ ニ短調Op.2-11』『コレッリ:ソナタ ヘ長調Op.5-4』
『ヴェラチーニ:ソナタ第6番イ短調』
【Disc3】
『ホルボーン:5声の舞曲とアリア』『タヴァナー:4声のイン・ノミネ』
『クリストファー・タイ:5声のイン・ノミネ』『バード:5声のイン・ノミネ』
『シンプソン:「愛しのロビン」による4声のリチェルカーレ』『バード:5声のブラウニング「木々の葉は青く」』
『モーリー:「移り気」「嘆き」「狩り」』『ジョージ・ジェフリーズ:3声のファンタジア』
『アンドリュー・パーチャム:独奏曲ト長調』『ロバート・カー:イタリア風グラウンドによるディヴィジョン』
『ウィリアム・バベル:7声の協奏曲ニ長調』『ヨハン・クリストフ・ペープシュ:ソナタ第4番ヘ長調』
『パーセル:グラウンド上の3声のファンタジア ニ長調Z.731』
【Disc4】
『ファン・エイク:「笛の楽園」より「戦争」「ダフネの主題による変奏曲」「涙のパヴァーヌ」
「イギリスのナイチンゲール」』『フレスコバルディ:「ラ・ベルナディーナ」』
『チーマ:「ソナタ ニ長調」「ソナタ ト長調』
『ルッチオ:「4声のカンツォン イ長調」「カンツォン イ長調 ”ラ・ロシニョーラ”」』
『シャイト:4声のパドゥアーナ ニ長調』『作者不詳:ソナタ ト長調』
【Disc5】
『テレマン:四重奏曲ニ短調TWV43:d1』『ファッシュ:四重奏曲ト長調』
『ジャン=バティスト・ルイエ:四重奏曲ロ短調』『クヴァンツ:トリオ・ソナタ ハ長調』
『A・スカルラッティ:ソナタ ヘ長調』『マッテゾン:ソナタ第4番ト短調Op.1-3』
【Disc6】
『デュパール:「組曲ト長調」「組曲イ長調」』『オトテール:組曲第1番ニ短調Op.4』
【Disc7】
『ドラヴィーニュ:ソナタ ハ長調「La Barssan」』『ボワモルティエ:ソナタ へ短調』
『アンヌ・ダニカン・フィリドール:ソナタ ニ短調』『ルイ・アントワーヌ・ドルネル:ソナタ変ロ長調』
『F・クープラン:「恋のうぐいす」』
【Disc8】
ヴィヴァルディ:『協奏曲ニ長調RV.94』『協奏曲ニ長調RV.92』『協奏曲ト短調RV.105』『協奏曲ハ長調RV.87』
『協奏曲イ短調RV.108』『協奏曲ハ短調RV.441』『協奏曲ヘ長調RV.442』
【Disc9】
ヘンデル:『ソナタ イ短調Op1-4』『ソナタ ハ長調Op.1-7』『ソナタ変ロ長調HWV.377』
『ソナタ ト短調Op.1-2』『ソナタ ニ短調HWV.367a』『ソナタ へ長調Op.1-11』『ソナタ へ長調Op.2-4』
【Disc10】
テレマン:『序曲(組曲)イ短調TWV.55:a2』『協奏曲ハ長調』『協奏曲ヘ長調』
【Disc11】
J・S・バッハ:『協奏曲ヘ長調』『トリオ・ソナタ ト長調』『協奏曲イ短調』『ソナチネ』
『ソナタ・コンチェルト』
【Disc12】
『ジャン・バティスト・ルイエ:ソナタ ハ長調』『G・サンマルティーニ:協奏曲ヘ長調』
『ヘンデル:トリオ・ソナタ ロ短調』『ジャック=クリストフ・ノード:協奏曲ト長調』
『ジャン・バティスト・ルイエ:ソナタ ト長調』『テレマン:協奏曲ホ短調』
フランス・ブリュッヘン(Bfl, Fl-tr)
/ブリュッヘン・コンソート, グスタフ・レオンハルト(Cemb), レオンハルト・コンソート,
アンナー・ビルスマ(Vc), ニコラウス・アーノンクール(Vc, Gamb), ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス,
キース・ベケ(Bfl), ワルター・ファン・ハウェ(Bfl), ボブ・ファン・アスペレン(Cemb), 他