スマッシング・パンプキンズが2012年の『Oceania』以来、2年ぶりにリリースする9作目のアルバム『Monuments To An Elegy』。
このアルバムは、既に2015年にリリースすると予告されているアルバム『Day For Night』と合わせて2部作となるもので、ビリー・コーガン曰く「2部作を作り上げることが原動力だった。」というだけに、これまでのスマパンの集大成となる2部作であることは間違いない。
レコーディングはシカゴで行われ、プロデューサーには『Adore』(1996年)から参加しているハワード・ウィリングを迎えている。
「トミー・リーのようなドラムがいい」と話していたところ、ギターのジェフ・シュローダーが「だったら本物のトミーに頼もう」ということで意気投合し、アルバム全編にわたりトミー・リー（モトリー・クルー）が担当している。2007年に加入したジェフのギター、そしてジミー・コーガンの内省的なメッセージを、トミー・リーがもたらした活力でスマパンらしいロックに仕上げている。