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ジョン・リー・フッカーの代表曲のひとつ「Boom Boom」が収録された1962年作品のリリース60周年を記念し、リマスター盤がリリース！


1961年11月に1日で録音されたこの『Burnin'』では、フッカーは初めてフル・エレクトリック・バンドと組み、当時の最も才能あるミュージシャン6人とともにレコードに収録された。
キーボード奏者のジョー・ハンター、ベーシストのジェームス・ジャマーソン、ギタリストのラリー・ヴィーダー、ドラマーのベニー・ベンジャミンがフッカーに参加。
サックス奏者のハンク・クロスビーとバリトン・サックス奏者のアンドリュー・"マイク"・テリー（後にファンク・ブラザーズと呼ばれる）を中心とするホーン・セクションが、曲にさらなる質感を加えている。
この日演奏された曲は、非常に力強いものだった。
中でも「Boom Boom」は、レコード音楽界で最も重要な曲のひとつと言われている。
キャッチーなリフ、タイトなリズム、クールなヴォーカル、この曲はフッカーの代表曲となり、ブルースのスタンダードとなった。

1962年3月にリリースされた「Burnin'」は、ロックミュージシャンにとって垂涎のレコードとなった。
大西洋の向こうでは、ローリング・ストーンズやヤードバーズといったバンドがフッカーのサウンドを大いに参考にし、1964年にはアニマルズが「Boom Boom」を演奏してヒットを飛ばした。
数十年後、「Boom Boom」はグラミー賞の殿堂、ブルース財団の殿堂入りを果たし、ロックの殿堂の「ロックンロールを形作った曲」リストにもランクインすることになる。

60周年を記念して、Cohearent AudioのKevin Grayによってオリジナルのアナログテープから新たにリマスタリング。
CDには、モノラルとステレオの両ミックスに加え、1961年11月のフッカーのセッションで収録された未発表の「Thelma」の別テイクを収録。
また、このCDには、グラミー賞(R)にノミネートされたジャーナリストであり音楽史家のビル・ダールによる新しいライナーノーツも掲載。