名門ウィーン・フィルがティーレマンと組んで、堂々たるロマンティック・ベートーヴェンを展開する新全集。
2008年12月から2010年4月まで1年半をかけて開催されたティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン・チクルス。
CD用にリマスターしてボックスセット化したもので、演奏の前後の拍手はカットされています。
ティーレマンは、ヴァイオリン両翼型の正統的なオーケストラ配置を採用、楽譜も旧来のブライトコプフ版を使用することで、あえて時代の趨勢に逆行し、この名門オーケストラの長く深い伝統の中で熟成されてきたベートーヴェン演奏を現代によみがえらせています。
【演奏】
クリスティアン・ティーレマン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アネッテ・ダッシュ(ソプラノ), 藤村実穂子(アルト), ピョートル・ベチャワ(テノール). ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス),ウィーン・ジングフェライン合唱団
【録音】
2008年12月(第1&2番)、2009年3月(第3&4番)、2009年11月(第7&8番)、2010年4月(第5番、第6&9番) ウィーン楽友協会大ホール〔デジタル:ライヴ〕