THE SMASHING PUMPKINSのフロントマンとして知られるビリー・コーガンが、「歌」と「メロディ」に比重を置いた美しくも見事なセカンド・ソロ・アルバムを完成させた!
心に響く彼の歌声とメロディ、その豊かさは、こういったシンプルなアレンジ、ぬくもりのあるアコースティックなサウンドによって、より優しい色彩を放ち始める…。アルバムに先駆けて公開された新曲「Aeronaut」でも、リッチなピアノにのせた彼のあの独特の声が見事なメロディを紡いでいき、まるで映画のような広がりに満ちたサウンドスケープが広がっていく、その見事なサウンドを堪能させてくれているのだが、あえて本名を打ち出したこの最新ソロ・アルバムは、彼の真価を改めて強く感じさせてくれる、パーソナルであり聴く者の心に沁み込んでいくような、そんな作品となっているのだ。