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ヒップホップ・シーンを揺さぶったニュースクールの革命児、デ・ラ・ソウル。2004年アルバム『THE GRIND DATE』が、ボーナス・トラックとしてインストゥルメンタル・トラック4曲を追加収録した2枚組アナログで復活！

数多くのアーティストたちがリスペクトを捧げるヒップホップ・トリオ、デ・ラ・ソウル。80年代末から活動を始めたニューヨーク・ロングアイランド出身の彼らは、それまでの硬派でハードコアだったヒップホップのイメージに一石を投じたジャズ、ファンク、ポップスまでがコラージュされたサウンドは「ニュースクール」と称され、交流のあったア・トライブ・コールド・クエスト、ジャングル・ブラザーズらと共にヒップホップの新時代を担った。勿論、今でも現役バリバリ。

その彼らが2004年にリリースしたのが、彼らにとって通算7作目のスタジオ・アルバムとなｒ『THE GRIND DATE』。元々、前作『AOI: BIONIX』、前々作『ART OFFICIAL INTELLIGENCE: MOSAIC THUMP』に繋がる”AOI”3部作に最後を飾る作品に取り掛かっていた3人だったが、『AOI III』としてリリースするのではなく、一つの独立した作品として発表することにしたという。

そうして完成した『THE GRIND DATE』には、Ghostface KillahやCommon、Sean PaulにFlava Flav、MF Doomに Carla Thomasなど、豪華ゲストとのコラボレーションを多数フィーチャー！またプロデューサーとして、Tribe Called Questのプロダクション・ユニット、The Ummahの一員であったJ Dillaや、Madlibが参加している。またコネタではあるが、本作にはこれまでのデ・ラ・ソウルのアルバムとは違い、インタールードや”Skit""が曲間に挿入されていない。

Pitchforkが「2004年のTOP50アルバム」に選ばられた本作であるが、今回発売となるアナログ・リイシューには、SIDE Dにアルバム収録曲のインストゥルメンタル・トラック4曲をボーナス・トラックとして収録している。