夭逝した天才ジャズ・ベーシスト、スコット・ラファロをフィーチャーしたビル・エヴァンスのファースト・トリオにスポットを当てた好企画盤。D1は「枯葉」や「いつか王子様が」等を収録した『ポートレイト・イン・ジャズ』と『エクスプロージョン』、2枚のスタジオ録音盤をカップリング。D2は1961年の夏にNYで録音されたライブ・セット、『サンデイ・ナイト・アット・ザ・ビレッジ・ヴァンガード』と『ワルツ・フォー・デビー』。D3は1960年3月と4月にラジオ放送されたバードランドでのライブ音源を収録、唸るスコット・ラファロの天才的なプレイとエヴァンスの鬼気迫るインター・プレイがヤバすぎる、お馴染みの「枯葉」のほかに、公式アルバムでは聴けない「アワ・デライト」「スピーク・ロウ」を収録。さらにクラリネット奏者トニー・スコット『サン・ヒーローズ』からトリオのファースト録音とされる2曲をセレクト! (C)RS