木野雅之の教則本シリーズ第3弾!
木野雅之の教則本シリーズ第3弾となる今回の“フィオリロ”は、木野雅之の監修のもとで作成されたヴァイオリン学習者向けのエチュードです。
「この36のエチュードは、あらゆるヴァイオリンのテクニックの為の大変素晴らしい作品であると同時に、音楽的にもバラエティーに富んだユニークなエチュードです。
日ごろの練習の中で様々な表情をつけて、個性的な演奏を心がけてみてください。」(木野雅之談)
フィオリロの《36のエチュード(カプリース)》は、クロイツェル、ローデと併用、あるいは次の課程として学ぶエチュードで、左手の機械的かつ合理的な技術の向上と、さまざまな弓の奏法技術を発展的に学ぶために、非常に効果的な課題が多く含まれています。この習得によって、豊かな表現を得るための演奏技術と応用力を身に付けることができる教本です。
作者のフェデリゴ・フィオリロ(1753 - 1823ころ)は、モーツァルトと同時代の優れたヴァイオリン、ヴィオラ、そしてマンドリンの演奏家で、ヨーロッパ各地で広く活躍しました。
録音:2010年7月29、30日
富山、北アルプス文化センターにて収録