ロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝した小林美恵。その優勝から20年がたち、記念アルバムを収録しました。年齢を重ね、演奏家として円熟期に入った小林美恵がこれまでの20年を振り返り、これまで大切に演奏してきた名曲たちをこの節目に選び、収録。
小林がはじめてステージに立ったときに弾いた「ユモレスク」や、節目節目に演奏してきた「ツィゴイネルワイゼン」など、小林にとっての愛曲ばかりです。また、ピアノを弾くのも15歳のころから共演している加藤洋之。非常にのびのびと自由に、そして華やかに奏でます。新たなキャリアへ楽しみになるアルバムです。
録音:2010年5月19-21日
埼玉・三芳町文化会館(コピス三芳)にて収録