現在東京混声合唱団のレジデンシャル・コンダクターを務めている山田が、同合唱団と、東京交響楽団とともに名だたる日本人作曲家による合唱の名曲を演奏。エクストンでは、東京オペラシティで行われた貴重なこのコンサートをライヴ収録。
武満徹のアカペラ、團伊玖磨の「筑後川」、木下牧子の「鴎」、そして佐藤眞の「土の歌」など、どれも名曲中の名曲。特に「筑後川」や「土の歌」からの“大地讃頌”などは、合唱コンクールなどでは必ず歌われる、お馴染みの合唱曲です。
レパートリーが充実している上に、東京混声合唱団と東京交響楽団によるオーケストラ伴奏という、贅沢な組み合わせによる演奏で、もとより合唱指揮者としてのキャリアと実力を持っている山田のこだわりも感じ取ることができます。
アカペラから壮大な「大地讃頌」まで、温かく美しい歌声が身に染みる一枚です。
録音:2010年3月3日
東京オペラシティ・コンサートホールにてライヴ収録