合唱とオーケストラの輝かしい響き。歌い継がれる日本の美しい合唱名曲集。
日本の合唱名曲をオーケストラと合唱で豊かに響かせる好評のシリーズ第2弾です。
前作の指揮は山田和樹でしたが、今回は人気指揮者、飯森範親による演奏です。
オペラや合唱ものに定評のある飯森によるダイナミックなサウンドが魅力です。
収録曲には、日本の合唱音楽の代表格ともいえる高田三郎の「水のいのち」。さらには「朧月夜」「茶摘」「紅葉」「雪」「夕焼小焼」といった日本の美しい風景を歌った「唱歌の四季」。
さらには若き才能ある作曲家上田真樹に、石井歓の無伴奏曲の名作「風紋」など全曲合唱の魅力が存分に詰まったプログラムとなっています。これらのオーケストラ伴奏の音源は非常に貴重であり、ピアノ伴奏では味わえない美しさやシンフォニックなサウンドは作品のもつエネルギーが溢れ出るかのようで、感動的です。日本の美しい風景を思い描きながら、永遠に歌い継がれる合唱の響きに身を委ねてはいかがでしょうか?
録音:2012年3月28日 東京オペラシティ・コンサートホールにてライヴ収録