ホルン&ピアノで奏でる煌く色彩とリズム。 軽妙洒脱なエスプリが光るフレンチ作品集。
小菅優とのR.シュトラウスのCD、オーケストラ・スタディ&エチュード作品などで最近益々録音活動を活発に行い、話題盤をリリースしているバボラークの新録音は、モーツァルト国際ピアノコンクールで日本人として初めて優勝した菊池洋子とのフランス作品のデュオ。アフラートゥスとのCD(“R.シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」ピアノ六重奏版”OVCC-00033)でも共演を果している2人がこのCDでは洒脱なセンスによるデュオの妙技を見せています。
特にフランセなどの作品では軽妙なエスプリを存分に見せ楽しませてくれます、ボザ「森にて」やデュカス「ヴィラネル」では力強い音色を響かせます。そしてInternational Music Companyから出版されている曲集「20世紀フレンチ・リサイタル・ピース」を取り上げており、近代フランス人作曲家による知られざる珠玉の曲を聴くことができます。
またこのCDにはホルン学習者が必ず演奏する曲が多数収録されていて、ホルン吹きにとってはかかせない1枚です。バボラークの柔らかい音色による“フレンチ・リサイタル”をご堪能ください。
録音:2010年9月28、29日
茨城・小美玉市四季文化館みの〜れにて収録