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東京都交響楽団の木管セクションの顔として、そしてソリストとして縦横無尽な活躍を見せる日本を代表するオーボエ奏者、広田智之。今回はオーボエにとって最も重要なレパートリーのひとつであるR.シュトラウスのオーボエ協奏曲を収録。
広田にとって2度目の収録になりますが、年齢を重ね、音楽的経験を積み、奏者として最高の時を迎えている現在の広田の音楽的きらめきとバランスのとれた確実な技術により、過去の歴史的名手たちをも凌ぐ、同曲の最高峰の演奏となりました。ライヴ感あふれる演奏ですが、それをサポートする東京都交響楽団のアンサンブルも見事で、彩りを加えています。また、カップリングも注目で歌曲として人気の高い「4つの最後の歌」をオーボエとピアノで収録。これがオーボエによる世界初の録音となります。ソプラノの美しいニュアンスや繊細な響きを、オーボエよってより表現深く奏でてゆきます。もともと管楽器の曲であるかのような、美しい調べを聞くことが出来ます。伴奏もウィーンで研鑽を積んだ三輪郁が、美しい和声とメロディを紡いでゆきます。R.シュトラウスの晩年の重要な楽曲2曲を中心に、美しいオーボエ・アルバムが誕生しました。
録音:2009年10月30日 東京・サントリーホールにてライヴ収録(協奏曲)、2010年4月26-28日 埼玉・秩父ミューズパークにて収録(歌曲)