中野翔太、デビュー盤。シューマンのピアノ協奏曲からソロ曲まで・・・幻想曲、アラベスク、トロイメライなどの珠玉の名曲を盛り込み、繊細な感性で彩とりどりの音色の妙を見せながら、持ち前の聡明なピアニズムでシューマンの真髄を弾き込んでゆきます。抜群の機能美が冴える東京都交響楽団によるサポートも聴きごたえ十分。
また当CDのライナーノートでは作曲家の池辺晋一郎氏による中野翔太の演奏に寄せる文章も掲載。待望のデビュー・アルバムをご注目下さい。
豊かな表現力と聡明な解釈、そして強いエネルギーを演奏に感じさせる中野翔太。初めてオーケストラ共演したのが小澤征爾&サイトウキネンオーケストラ、その後ロストロポーヴィチ、シャルル・デュトワ、レナード・スラトキン、大植英次、ウィーン・フィル、NHK交響楽団・・・と、数多くの著名演奏家、オーケストラとの共演を重ねてきた新進気鋭ピアニストによる待望のデビュー・アルバムをご期待下さい。
録音:2008年6月17日 サントリーホールにてライヴ収録
2009年4月4、5日 小美玉市四季文化館「みの〜れ」にて収録