清水和音と菊地裕介の奏でるラフマニノフ究極のピアニズム。
日本を代表するピアニスト・清水和音とその清水が太鼓判を押す若手実力派の菊地裕介との2台ピアノ・連弾作品集のアルバムが実現しました。
ソロは勿論、数多くのオーケストラとの共演や室内楽演奏の経験を有するこの二人が、これまでのアンサンブルの経験を基に2台ピアノ作品の極みともいえるラフマニノフの名曲に真正面から挑んだ真剣勝負の内容です。
数ある2台ピアノ作品の中でも有名な組曲第2番は勿論、ラフマニノフ初期の作品でありながら極めて高い音楽性と表現能力、さらに、2台ピアノのアンサンブル能力が問われる組曲第1番「幻想的絵画」。
ラフマニノフの要求する緻密なアンサンブル、当代きっての名手二人が繰り広げる丁々発止の駆け引きと、 2台ピアノならではの演奏の醍醐味が臨場感豊かに繰り広げられます。
4手連弾の為に書かれた「6つの小品」では、二人の表現豊かな演奏がラフマニノフのピアニズムが随所にちりばめられたこの作品の光と影を際立たせています。
バスの太い響きから高音の煌びやかな音色まで、豊かな響きと音色を奏でるピアノは、ヤマハが誇る最新型コンサートグランドピアノCFX。
ヤマハの技術者が選び抜いたとっておきの2台が今回の収録のために特別に用意されました。
特別な二人のために誂えた特別なピアノで、臨場感溢れる2台ピアノ演奏をお楽しみください。
録音:2011年4月13-15日
静岡・ヤマハ テストスタジオ にて収録