リック・デリンジャーのレコード・デビューとなった65年の全米ナンバー1ヒット「ハング・オン・スルーピー」で知られる米インディアナ出身の4人組、ザ・マッコイズ。カヴァー中心のバブルガム・ポップ・バンドという従来のイメージを払拭、オリジナルを中心にサイケデリック・ロックへの大胆なアプローチで新生面を開いた通算4枚目にしてラスト・アルバム。のちのデリンジャーのキャリア(ジョニー・ウィンター・アンド〜エドガー・ウィンターズ・ホワイト・トラッシュ)につながるラストのブルース・ロック・ジャムも聴きどころ。 (C)RS