ハイブリッドカー Rally1の衝撃
開幕したWRC新時代を制したのは
ロバンペッラ、史上最年少王者が誕生した
トヨタ、ヒョンデ、Mスポーツ・フォード。
顔ぶれは前年と変わらないがマシンはまったくの新規定、Rally1カーに変わった。
誰もが未知の領域、予測不可能のシーズンとなった。
開幕モンテカルロは助っ人参戦のローブとオジェの2台巨頭が激突。
最後までもつれた争いは9連覇の王者ローブが制し、フォード・プーマが新時代最初の勝者となった。
雪を求め開催地を移動した第2戦スウェーデンでは
ヤリスを駆るロバンペッラが独走の勝利、ヤングフィンはここから躍動していく。
ターマックのクロアチアではタナックとの接戦の中、最終SSでの逆転。
WRCのグラベルスタンダード、ポルトガルでも抜群の安定感をみせ、3連勝を決めた。
序盤、ライバルの後塵を拝したヒョンデは
第5戦サルディニアでタナックがチームにRally1での初勝利をもたらし、
ランキングトップのロバンペッラに食い下がりフィンランド、ベルギーでも勝利するもそこまでだった。
迎えた第11戦、10年ぶりに復活したニュージーランドで
ロバンペッラはシーズン6勝目を決め、22歳と1日という史上最年少でワールドチャンピオンに輝いた。
続くスペインでトヨタも2年連続のマニファクチャラ―ズ・タイトルを決めた。
期待の日本人、勝田貴元も初優勝を目指し昨年を上回る活躍をみせた。
そして最終戦、12年ぶりのラリージャパンでスペクタクルWRCはシーズンのクライマックスを迎えた。
ディスクタイプ: | 片面2層 |
映像サイズ: | 16:9 |
映像特典: | 新世代 ハイブリットRally1カー/カッレ・ロバンペッラ チャンピオン・インタビュー/WRCチャンピオンの肖像 −what make a champion− |
音声仕様: | ステレオ(日本語) |