【ゲイ】と【腐女子】から「私」と「あなた」へ。分かり合えない2人が見つけた「好き」の形。映画「彼女が好きなものは」オリジナル・サウンドトラック。

2019年に「腐女子、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化されて話題を呼んだ、
浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を、主演に神尾楓珠を迎え、
『にがくてあまい』『世界でいちばん長い写真』など青春映画の秀作を生み出す草野翔吾監督が瑞々しく映画化。

ゲイであることを隠して生きる高校生の純と、BL好きであることを秘密にしているクラスメイトの紗枝。
思いがけず接近した二人は、紗枝が純のセクシュアリティを知らないまま、つき合い始めるが・・・。
主人公の苦悩や生きづらさ、世の中の無知と誤解が引き起こす暴力、
誰の心にも潜む無意識の偏見に闘い、傷を負いながらも自らの生き方を切り開いていく物語。

そして音楽を担当するのは、恋愛映画の旗手、今泉力哉監督作品を数多く手がけるゲイリー芦屋。
切なさと温もりが混ざり合う透明感のある音楽が、そっと物語に寄り添い、心に沁みる。


(C)2021 by TOYRO MUSIC G.K. and “What She Likes...” Production Committee (C)2021 「彼女が好きなものは」製作委員会