2001年、16歳の若さでヘルシンキで行われたシベリウス・コンクールで第二位に入賞して注目されたヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリのソニー・クラシカル移籍第一弾アルバム。
彼女の怜悧な美音を十分堪能できるシベリウスのヴァイオリン協奏曲と、同郷の作曲家リンドベルイが2006年に書き上げ、同年ニューヨークのモーストリー・モーツァルト音楽祭でリサによって初演されたヴァイオリン協奏曲の世界初録音の組み合わせ。共演はこの曲にふさわしい、サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団。日本音楽財団より貸与されたストラディヴァリウス「エングルマン」が、凄まじい美音を放ちます。
★このアルバムは2008年のMIDEM AWARDSの協奏曲部門大賞を受賞したものです。