ミトロプーロスの貴重なステレオ録音。1957年収録の←360 SOUND→が冴える!
バーンスタインの師としても知られ、「ギリシャの哲人」として尊敬の念を集めていたギリシァの巨匠ディミトリ・ミトロプーロス。コロンビアには、ミネアポリス響、そして1951年から1957年にかけて音楽監督を務めたニューヨーク・フィルとの多数の録音が残されている。当アルバムは、1957年4月と11月にニューヨークで収録されたLP2枚分の貴重なステレオ録音を収めている。ミトロプーロスの私情を排したストレートな指揮のもと、ニューヨーク・フィルの厳しくも迫力あるソノリティが、高揚するスラヴ・ロシアの音楽魂を再現し、それをコロンビアご自慢のワイドレンジな←360サウンド→が見事に捉えている