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巨匠の執念が成し遂げた「ポストホルン」の名演。自ら「会心の出来」と語ったハンブルク・ライヴ。
2001年4月、ハンブルクでの北ドイツ放送響定期の全曲をライヴ収録したもの。ヴァント自身が演奏の出来を気に入り、「自分の90歳記念にリリースしたい」という意向を受けて、急遽発売されました。優美で格調高い響きが一貫する「ポストホルン」は、長年演奏を重ねてきたヴァントの愛奏曲で、ギュルツェニヒ管とのLP録音以来40年ぶりの再録音となったもの。ベートーヴェンの第4番は、ヴァントにとって3度目の録音で、劇性と抒情性の絶妙なバランスが見事で、演奏会を締めくくる曲としての重みを保ちながら、決してしなやかさを失わない解釈はこの曲の理想的な再現と言えるでしょう。