3人の個性的な名ソプラノによる華麗なシュトラウスの歌曲の饗宴。
ルチア・ポップ、エディタ・グルベローヴァ、カリータ・マッティラと個性的な3人の名ソプラノによるシュトラウスのオーケストラ伴奏つき歌曲集。文字通り最後の録音となった「4つの最後の歌」におけるポップの絶唱、代表曲「アモール」を含む鮮やかなコロラトゥーラが耳に鮮烈なグルベローヴァの「ブレンターノ歌曲集」、そしてシュトラウスの音楽性と相性の良いマッティラのドラマティックな名唱。作曲家の体温を直に伝えてくれるかのような鋭敏なティルソン・トーマスのバックアップによって、シュトラウスが作品に込めた魔法の響きが見事によみがえる。
[録音]1991年2月6日&7日(1)、1991年10月3日&4日(2)、1993年5月21日&22日
(3)、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ1
DDD/STEREO