ミュンヘン・フィルを統御する巨匠から放射される圧倒的なエネルギー。
2012年9月、シーズン冒頭の演奏会での最新録音で、このコンビによる初の交響曲録音となります。交響曲弟3番は、マゼールが最も初期に録音したブルックナーの交響曲で(1967年ベルリン放送響とコンサートホール・レーベルに録音)、その後1999年のバイエルン放送響と交響曲全曲演奏の模様もCD化されていますが、それからさらに13年を経ての深化・進化に大きな期待が持てます。ミュンヘン・フィルも伝説の名匠チェリビダッケに薫陶を受けたブルックナー・オーケストラです。二つの個性がぶつかりあった重厚・華麗なミュンヘン・サウンドを堪能できる1枚です。
録音:2012年9月、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイクでのライヴ・レコーディング