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澄み切った美しい響きがもたらす、深い瞑想と静謐なまでの精神の祈り。
パーヴォの実弟、クリスチャン・ヤルヴィによるソニークラシカル第2弾はエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトの作品集。ヤルヴィ一家と深い親交のあるペルトの75歳を記念して録音されたアルバムです。
ペルトとクリスチャンの父ネーメ・ヤルヴィは1960年代からエストニア放送局でエンジニアと同局の放送響指揮者として知り合い、1980年に2人がエストニアを離れて以後も友好関係は途切れることなく、今やネーメのみならず、2人の息子パーヴォとクリスチャンも、ペルト音楽のエキスパートとなっています。
当アルバムは、ペルトの代表作である「スターバト・マーテル」の他に、作曲者としてのペルトの転換期に書かれ、ネーメに献呈された交響曲第3番、それにモナコ王室からの委嘱による聖歌「カンティク・デ・ドゥグレ」の3曲を収録。特に「スターバト・マーテル」は、クリスチャン・ヤルヴィの委嘱で2008年に混声合唱と弦楽オーケストラのために編曲されたヴァージョンの世界初録音。いずれも2009年2月にベルリンで作曲者監修のもとに収録され、その静謐で瞑想的な響きをSA-CDハイブリッドによるDSDサウンドで心ゆくまでご堪能いただけます。
RIAS室内合唱団
ベルリン放送交響楽団
指揮:クリスチャン・ヤルヴィ
【録音年、収録場所】2009年2月1〜4日、ベルリン、ハウス・デス・ルントフンクス、ザール1