アルメニアの暴れん坊、熱血チャクナヴォリアンの名を世界に轟かせた野性的な「ガイーヌ」の決定盤。
ハチャトゥリアンの代表作「ガイーヌ」は、原色をちりばめたような色彩美とコーカサスの民族特有の燃え立つようなリズム感溢れる音楽が、聴き手の心を踊らさずにはおかない。1976年にナショナル・フィルと録音された当アルバムは、1970年代に彗星のごとく出現したアルメニアの個性派指揮者・作曲家チャクナヴォリアンの代表盤で、カヒーゼ盤と並び「ガイーヌ」の極めつけの名盤とされる。1981年にロンドン響と録音したオーケストラ曲を併録した徳用盤。
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
トリスタン・フライ(パーカッション)、ジョン・ウィルブラハム(コルネット)、マーティン・ガット(ファゴット)、シドニー・サックス(ヴァイオリン)、マリー・グーセンス(ハープ)、ジェームズ・ブラウン(ホルン)、トム・ケリー(クラリネット)、デ
イヴィッド・セアドーア(オーボエ)
ロンドン交響楽団
指揮:ロリス・チャクナヴォリアン
【録音年、収録場所】
1976年10月25日&27日、ロンドン、ウェスト・ハム・セントラル・ミッション(1)、
1981年5月、ロンドン、聖バーナバス教会(2〜4)