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コルトー、フランソワなど、フランスのロマンティック・ピアニズムの伝統を継承、音楽から湧き上がるファンタジーを変幻自在に具現化する個性派ピアニスト・ルイサダの最新盤は、ショパンのワルツ集。
1985年のショパン・コンクール以来、「類まれなショパン演奏家」として、ショパン演奏で高い評価を得てきたルイサダ。彼が国際的な認知度と、日本での知名度を上げるきっかけとなったのが1990年録音の「ショパン:ワルツ集」でした。その旧盤から23年を経た今、円熟の極みにあるルイサダが持して取り組んだ再録音が当アルバムです。三拍子のワルツという形式に封じ込められたショパンの感情の機微や移ろいを、これ以上ないほどの豊かで多彩な音と表現のパレットで描き出しています。ワルツの収録順も独自の配列です。
今回は、1970〜90年代に、グラモフォンでカラヤンやミケランジェリをはじめとする巨匠の名盤を数多く手掛けてきたコード・ガーベンがプロデュース。ガーベンこそはルイサダのグラモフォンとの契約を実現させた人物で、このたび23年を経て再びルイサダと邂逅、その深まりつつある芸術を録音に刻み込んでいます。
ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
[プロデューサー]コード・ガーベン
[バランス・エンジニア]櫻井卓(PAU Ltd.)
[マスタリング・エンジニア]杉本一家(ビクタークリエイティブメディア)
[使用ピアノ]ヤマハCFIIIS
[調律]鈴木俊郎(ヤマハ)
【録音年、収録場所】
2013年11月26日〜28日、アクロス福岡シンフォニーホール
★『レコード芸術』誌 2014年7月号特選盤