2016年12月末日までの期間生産限定盤
ドイツ後期ロマン派の巨人グスタフ・マーラーの、青年期の傑作。明るい牧歌とグロテスクな葬列が同居するマーラー独特のスタイルはすでに確立されている。同じ作曲者による歌曲集「さすらう若人の歌」の主題が作品のなかに登場することもあって、人間の青春時代を描写した作品であるとされている。ウィーン・フィルとの定評ある交響曲全集に先駆けて、フランス国立管と録音したこの第1番「巨人」は、ラテンのオケらしい伸びやかなサウンドが特徴。
ロリン・マゼール指揮 フランス国立管弦楽団
【録音年、収録場所】1979年3月、パリ
【ソニー・クラシカル名盤コレクション1000】シリーズ