2018年3月末日までの期間生産限定盤
エリザベート王妃国際コンクールに初めて優勝(1952年)したアメリカ人ピアニストとして注目を集めていたレオン・フライシャーは、1960年前後にセルと共演して複数の優れた録音を残しており、この清冽な『グリーグ&シューマン』ではその最上の成果を聴くことができる。セル、フライシャーにとっても料曲は唯一の録音となった。なおフライシャーは1965年にジストニアを発症し、長く左手だけで演奏活動をしていたが、2004年に“両手ピアニスト”として復帰している。 (C)RS