Blu-spec CD2
ベートーヴェンの高弟ツェルニーに端を発する「ウィーン・ピアノ楽派」に脈々と続く伝統を今に受け継ぐルドルフ・ブッフビンダーが、2011年5月、ウィーン・フィルを“弾き振り”したベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会でのライヴ・レコーディングから第5番「皇帝」と第3番をカップリング。お互いに作品を知り尽くしたコンビが奏でるベートーヴェンは、伝統と革新の両方の要素を満たすことのできる類稀な演奏であり、21世紀に聴かれ続けるべき理想のベートーヴェン像を提示している。 (C)RS